鶴竜は何級の横綱か|皆勤率54%・休場率40%、2021年3月に田口が付けた評価

鶴竜は2014年三月場所に大関で初優勝して横綱に昇進し、2021年3月の記事の時点で横綱在位は41場所、横綱での優勝は5回だった。田口はその時点の横綱成績を266勝117敗(不戦敗11)232休、皆勤率54%、休場率40%と数え、5段階のD級横綱と評価した。鶴竜は令和三年三月場所で引退し、今は年寄・音羽山として音羽山部屋に所属している。

※相撲記者・田口 通廣が、鶴竜が三月場所の休場を決めた2021年3月13日に書いた記事。協会の星取表で数え直した全場所の成績は鶴竜とは(歴代横綱シリーズ)にある。引退と今の年寄名は日本相撲協会のプロフィール(2026年9月27日確認)による。

目次

大関で初優勝して横綱に|2014年三月場所

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鶴竜は2014年三月場所、大関で初優勝して横綱に昇進した。

横綱審議委員会ができた後の千代の山以降、大関での初優勝だけで横綱に昇進した力士は、ほかに鏡里・吉葉山・大乃国・稀勢の里がいる。彼らは直前3場所で初優勝していた。

ほかに、横綱の5場所前に初優勝した柏戸、7場所前の2代目若乃花がいる。23場所前に大関でなく関脇で初優勝したのが三重ノ海で、優勝なしで横綱に昇進したのが双羽黒である。

田口は、横綱としては強いとはとうてい言えない名前が目立つと書いている。

初優勝
<初優勝>

横綱在位41場所の成績|266勝117敗232休

鶴竜の横綱在位は41場所。横綱勝率は266勝117敗(不戦敗11)232休で6割9分4厘5毛、1場所に換算すると10.4勝である。年間最多勝はない。

6場所連続で最もよかった成績は、大関2場所から横綱4場所にかけての71勝19敗。横綱在位中では、2015年七月場所から翌年の五月場所までの64勝26敗だった。

項目鶴竜の横綱成績
横綱在位41場所
成績266勝117敗(不戦敗11)232休
勝率6割9分4厘5毛(1場所あたり10.4勝)
横綱での優勝5回(横綱優勝率12%)
皆勤22場所(皆勤率54%)
休場243(不戦敗を含む・休場率40%)
全休8回
連続休場74日(不戦敗を含む)
鶴竜の横綱としての成績(田口 通廣の集計・2021年3月時点)

表の数字は、鶴竜が三月場所の休場を決めた2021年3月13日の時点で田口が数えたもの。鶴竜はこの場所の十一日目に引退し、協会の星取表ではこの場所は10休で止まっている。協会の星取表を41場所足した歴代横綱シリーズでは、横綱の成績を266勝117敗227休としている。

奉納土俵入り
<奉納土俵入り>

横綱での優勝は5回|横綱同士では白鵬に4勝12敗

横綱での優勝は5回で、横綱優勝率は12%。2年12場所で1.4回の優勝ペースである。2021年3月の時点で最高は朝青龍の55%で、これは出場停止2場所を含んだ数字である。

横綱同士の対戦は、白鵬に4勝12敗、日馬富士に6勝5敗、稀勢の里に1勝1敗。白鵬にはかなわなかった。白鵬に肉薄したのは朝青龍の5勝8敗で、優勝決定戦を含んでいる。

相手鶴竜の成績(横綱同士)
白鵬4勝12敗
日馬富士6勝5敗
稀勢の里1勝1敗
鶴竜の横綱同士の対戦成績(田口 通廣の集計・2021年3月時点)
日馬富士戦
<日馬富士戦>

皆勤率54%、休場率40%|全休8回は常陸山以降で2位タイ(2021年3月時点)

横綱での皆勤は22場所で、皆勤率は54%。1年では3場所ちょっとしか皆勤できていないことになる。

休場数は不戦敗を含めて243、横綱休場率は40%で、1年に直すと36日休場していることになる。

全休は、1不戦敗14休を含めて8回。実質的に横綱が地位化した常陸山以降では、曙と並ぶ2位タイである。連続休場日数は不戦敗を含めて74日で、貴乃花の105日に続く記録である。

師弟 井筒(元逆鉾)と
<師弟 井筒(元逆鉾)と>

田口の評価|5段階のD級横綱

鶴竜は一月場所を全休し、三月場所も休場を決めた。田口は、そもそも一月場所の全休は即引退を意味していたと書く。

北の富士さんは、一月場所を全休した鶴竜を案外したたかかもしれないと書いた。田口は、三月場所の休場はそれをはるかに超え、厚顔無恥、傍若無人、ごね得といったところかと手厳しい。

実績を振り返ったうえで、田口は鶴竜を5段階のD級横綱くらいと評価し、三月場所も休場する根性はもはや番外としか言いようがないと結んでいる。

その後の鶴竜|引退して音羽山親方、部屋には大関霧島

日本相撲協会の年寄プロフィールでは、鶴竜の最高位は第71代横綱で、横綱昇進は平成二十六年五月場所、引退場所は令和三年三月場所。生涯戦歴は785勝497敗231休(115場所)となっている。

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年寄名は鶴竜から音羽山に変わり、所属は音羽山部屋。音羽山部屋には大関の霧島が所属している(いずれも2026年9月27日確認)。

よくある質問

Q. 鶴竜の横綱在位は何場所ですか?
A. 41場所。2014年三月場所に大関で初優勝して横綱に昇進し、令和三年三月場所で引退した。

Q. 鶴竜の横綱での優勝回数は?
A. 5回。田口の2021年3月の記事では、横綱優勝率は12%としている。

Q. 鶴竜の横綱としての成績は?
A. 田口が2021年3月13日の時点で数えた成績は266勝117敗(不戦敗11)232休、勝率6割9分4厘5毛、皆勤22場所(皆勤率54%)。協会の星取表で数え直した歴代横綱シリーズでは266勝117敗227休である。

Q. 鶴竜は今なにをしていますか?
A. 令和三年三月場所で引退し、年寄・音羽山として音羽山部屋に所属している。音羽山部屋には大関の霧島がいる(2026年9月27日確認)。

関連記事:旧井筒の系統/井筒部屋の現在/横綱の1年間の休場数14傑/白鵬の対戦成績

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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