大相撲

横綱照ノ富士論

横綱照ノ富士が誕生した。つい最近大関に
復帰したばかりだったが、あっという間に
横綱を手中にした。大関復帰わずか2場所で
通過した。こんな事例は2度と出ることでは
ない。名古屋で横綱を決定的にした場合、
伝達式は名古屋でおこなわれるのが通常で
ある。しかし、コロナ禍のため急遽名古屋を
引き払い、東京でおこなわれることとなった。

午前浅香山(元魁皇)、高島(元高望山)の
両使者を迎えて照ノ富士は口上をこう述べた。
「不動心を心がけ、横綱の品格力量の向上に
努めます」。ケガで序二段まで落ちた力士が、
最高峰の横綱にまでのぼりつめる。こんな
劇的な復活相撲人生が巡ってくるなんて、
まさに照ノ富士にとって最良の日となった。

照ノ富士はどんな横綱になるのだろうか。
七月場所は白鵬に敗れたとはいえ、現在幕内
最強の力士である。また、36歳白鵬がいつか
現役が務まらなくなる日は必ずやってくる。
そうなると次の横綱のメドがつくまで照ノ
富士は引っ張っていかなくてはならない。
もっとも次の横綱が誰になるのかはまったく
予想がつかないが。

照ノ富士は現在29歳7カ月である。どの
くらいまで現役が務まるのだろうか。師匠の
旭富士は30歳のとき横綱になり、15場所務め
て引退した。モンゴルで部屋の先輩横綱日馬
富士は体力の限界とは別に33歳まで取った。
照ノ富士には3年は横綱を務めてほしい。
優勝は6回すれば通算10回になる。この目標
に向けて精進していただきたい。

照ノ富士は絶対的強者でも時代を築く横綱
でもない。心技体の体ではひざという爆弾を
かかえている。しかし、七月場所でみせた
強さ、落ち着き、安定度は対戦力士をよせ
つけなかった。照ノ富士はこの相撲を取り
続けることである。そうすれば道は開ける。

暑い中、外出が増えています。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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