大相撲

■名古屋10日目 横綱・大関の手薄は近未来の姿

2019年7月22日

白鵬から金星を獲得して、意気上がる逸ノ城。
だが、この日の対戦相手鶴竜は落ち着いて
いた。巨体逸ノ城に対し、後退するどころか
逆に出て、まわしをがっちりつかむと勝負は
決まった。逸ノ城は後退すると実にもろい。
190717十日目幕内 1369
<鶴竜、逸ノ城を寄り切る>

関脇玉鷲が1勝しかあげていない。白鵬戦は
通常なら終盤の対戦になる予定なのだが、
玉鷲の成績の影響で、早々と組んだようだ。
勝負は白鵬が玉鷲を一蹴し、玉鷲は西土俵下
まで吹っ飛んだ。今場所の玉鷲は歯車がおか
しい。
190717十日目幕内 1453
<白鵬の突き落としに玉鷲土俵下へ吹っ飛ぶ>

肘の負傷が気になる高安。11日目の対戦相手
は成績のあがらない明生との一番であった。
相撲は高安の一方的な内容になり、勝ち越し
た。明生は最初から横綱・大関の対戦圏内
なのだから、最初から横綱・大関と取組ませ
てもいいのでは。負けが込んでから組ませる
のは、どこか取組が盛り上がらなくなる。
190717十日目幕内 1286
<高安、明生相手に勝ち越しを決める>

それにしても横綱・大関が3人では、取組が
いかにも貧弱である。来場所は大関が1人
減る。近い将来さらに減る恐れさえ出てくる
恐れがある。両横綱は何歳まで取れるのか。
両横綱が引退したら、どんぐりの背比べ時代に
なりそうである。横綱・大関の手薄は近未来
の姿かもしれない。

【名古屋情報】
関東は朝から雨だった。荷物が一段と重く
感じる。早めの出発であった。夏靴が昨年
足幅狭く痛かったので、サンダルで出発した。
愛知県体育館に着いたのは11時だった。名古
屋の空は曇天であった。昨は命に関る危険な
暑さに比べると過ごしやすい。たっぷり7時
間観戦した。

名古屋によくいく定食屋があります。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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