大相撲

2019年九月横綱・大関に挑む11人のサムライ

2019年9月6日

2横綱3大関が勢ぞろいする、とはいかなか
った。高安が初日から休場することになった。
残った横綱・大関も、千秋楽まで取りきるか
は、わからない。横綱・大関に挑む力士は
前頭西4枚目正代までである。ただし、貴景
勝は元大関のプライドから、挑むサムライ
からはずした。横綱・大関に挑むのは11人で
ある。11人のここ1年間の上位戦の成績が
以下である。
サムライA
新鋭の友風が大勝ちして上がってきた。先場
所奇襲で鶴竜に勝利した。九月場所は上位
総当たりとなるだけに、厳しい洗練が待ち
受けている。若さをぶつけて、思い切りの
いい相撲を期待したい。
190719十三日目幕内 1248
<七月場所 横綱初挑戦で金星をあげた友風>

この1年間横綱戦を4勝4敗の五分の成績を
残している力士が逸ノ城である。五月場所は
関脇に位置しながら、途中休場のため、1番
も横綱・大関戦がない珍記録を残している。
先場所は白鵬に勝ったが、三賞は無縁であっ
た。新入幕以来の三賞はあるのか。逸ノ城の
注目点はそこにいく。

この1年間大関戦を勝ち越している力士が
大栄翔と朝乃山である。大栄翔は先場所初め
て上位で勝ち越した。着実に力をつけてきて
いるし、大関には強い。朝乃山は上位総当た
り2場所目である。朝乃山も地力をアップ
してきている。ともに横綱戦は未勝利だが、
いい相撲を期待できる。
190720十四日目十両幕下以下 1716
<上位で勝ち越した大栄翔>

9勝6敗の成績をあげながら、西筆頭から
東筆頭に回っただけの北勝富士。番付の
不満(?)を上位にぶつけていく。一歩間違
うといっぺんにもっていかれるだけに、横綱・
大関にとっては要注意の力士である。特に
大関戦はここ1年間で五分の星を残している。
190827力士会 340
<実力者北勝富士>

1年間上位にいた力士が御嶽海と玉鷲である。
御嶽海は関脇以下最強で、へたな説明はいま
さら無用。玉鷲は先場所関脇にいながら、
鶴竜戦がなかった。玉鷲が、負けが込んだ
からだろうが、それならもっと早めに対戦
させるべきである。千秋楽のこれより三役が
関脇玉鷲ではなく、下位の小結阿炎になった
のは、いまもって不可解である。今場所は
復活した玉鷲を見たい。

残暑、台風が予想されるなかで開催される
大相撲。横綱・大関に挑む11人のサムライに
よる波乱の予兆か。まもなく新たな戦いが
始まらんとしている。

残暑厳しい1日でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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