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大相撲
来年はどうなる 照ノ富士
白鵬 30歳9ヶ月日馬富士31歳8ヶ月鶴竜 30歳4ヶ月稀勢の里29歳5ヶ月琴奨菊31歳10ヶ月豪栄道29歳8ヶ月これが照ノ富士以外の横綱・大関の年齢である。急成長したり、若さあふれる相撲を期待したりする時期は過ぎている。そして、次の大関は候補をあげ... -
大相撲
今年の幕内の新記録・史上初を写真で再現
今年1年間幕内ではどんな新記録・史上初がでたか。写真とともに振り返ってみよう。■一月●白鵬10度目の全勝優勝自らの9度目の全勝優勝を更新した。次点は双葉山と大鵬の8度である。●白鵬33回目の優勝で大鵬超え白鵬、ついに大鵬の偉大な記録32回優勝を超... -
大相撲
ビデオ採用46年半 未だ実現していないこと
いまやプロ野球のアウトかセーフか、ホームランかファールかをビデオで確認するのが、当たり前の時代になった。大相撲は他のスポーツに先駆けてビデオを採用してきた。昭和44年五月場所からである。今年で46年半が経過した。半世紀近くになる。しかし、そ... -
大相撲
消え行く一代年寄
一代年寄は昭和44年五月場所、大鵬30回目の優勝の偉業をたたえて、協会から贈られた。九月場所の初日、武蔵川理事長(元出羽ノ花)以下協会幹部が土俵に上がり、紋服姿の大鵬を表彰した。大変壮観であった。一代年寄を贈られたことで、大鵬は将来大鵬部屋... -
大相撲
異変から最終決定した年間最多勝
十一月場所が終了し、今年1年間の成績が確定した。今年1年間幕内に在位したのは30力士である。九月場所までは照ノ富士が白鵬を2勝リードしていた。しかし、十一月場所の成績で白鵬が12勝、照ノ富士が9勝のため、逆転して白鵬の66勝での年間最多勝が確... -
大相撲
2015年観客数を検証
2013年九月場所、遠藤の入幕をきっかけに、大相撲の人気は上昇傾向が続いた。そしてついに、昨年の十一月場所12日目から今年の十一月場所初日まで80日間連続満員御礼がでるほど今年の観客数はすさまじかった。では,どれほどの数だったのか表を見ていただき... -
大相撲
総評
★場所中13日目終了後、北の湖理事長の急死があったが体調が思わしくないとはいえ、まったく予期せぬできごとで驚いた。62歳は若すぎる。場所は残り2日間だけに、ぶじに場所を終えてからの発表が望ましかった。北の湖部屋の力士が弔い合戦のごとき目で見ら... -
大相撲
■福岡千秋楽 まったく盛り上がらない千秋楽
琴奨菊休場のため照ノ富士の対戦相手が注目されたが、琴勇輝になった。2敗の松鳳山がいるではないか。取組は琴勇輝のフォーに不快感を示した(ように見えた)照ノ富士が怒りの押しで吹っ飛ばした。ここ数日の稀勢の里は精細がない。そうはいってもガチン... -
大相撲
■福岡14日目 白鵬の不可解な負け方
琴奨菊、大砂嵐、豊ノ島と3人いっぺんの休場は土俵を寂しくした。では出場した力士は熱戦を展開したかというとそうではなかった。1敗と優勝争いのトップ白鵬が7勝とまだ勝ちこせない照ノ富士相手にやや長い相撲を取った。右四つに組んだままの相撲であ... -
大相撲
■福岡11日目 白鵬対稀勢の里 照ノ富士対嘉風を斬る
今場所の白鵬は落ち着いている。多少の揺さぶりに動じない。1番危険な相手稀勢の里に余裕の対応。こうなると稀勢の里に対応する術はなくなる。加えて前日豊ノ島に負け、2敗に後退してモチベーションが下がっていた。稀勢の里はあっさり負けが目立つ。<... -
大相撲
■福岡10日目 横綱の変化、けたぐり、猫だましに一言
白鵬が栃煌山に繰り出した猫だましは遠目にははっきりわからなかったが、近くで見た方にはパチンと音が聞こえたという。以前出羽錦が大鵬に猫だましをしたときは、目の前でパチンと音がしたとまるで効かなかったコメントを大鵬は出している。横綱のやる技... -
大相撲
昭和・平成の10大ニュース11 順位
最後に昭和・平成の10大ニュースの順位をつけてみる。これは異論反論が出てくるのはやむを得ないと思うほど難しい作業であった。衝撃やそれ以降の時代に与えた影響を考慮して次のようになった。1.八百長発覚と大量処分2.春秋園事件3.玉の海急死4.... -
大相撲
昭和・平成の10大ニュース10白鵬、大鵬の優勝32回超え
白鵬が今年(平成27年)一月場所で33回目の優勝を達成し、大鵬の32回を超えた。大鵬が32回目の優勝を達成したときは、次が双葉山の12回(年2場所制)だったのだから、不滅の記録と思われていた。その後北の湖が最年少横綱になったが、優勝は24回だった。3... -
大相撲
昭和・平成の10大ニュース9 八百長発覚と大量処分
これまで八百長の疑惑はあったが、証拠がなかった。相撲協会もあくまでないと言ってきた。しかし、初めて物的証拠が出てきた。それは野球賭博事件で調べていた力士の携帯メールの削除した内容を復元することでうかびあがった。平成23年2月2日毎日新聞が... -
大相撲
昭和・平成の10大ニュース3双葉山69連勝でストップ
現代では連勝というと1年以内のケースになる。事実、白鵬が63連勝を達成したときも一月場所から十一月場所までであった。双葉山は年2場所の時代だから、足かけ4年にわたって勝ち続けたのである。双葉山の連勝は、昭和11年春場所平幕のとき、当時の第一... -
大相撲
■福岡9日目 場所のゆくえ
1.白鵬を倒すのは誰か休場明け白鵬が全勝で突っ走っている。ほとんど危なげない相撲内容である。妙義龍戦でやや揺さぶられたが、こらえて勝利した。残り6日間、白鵬を倒す力士はいるのか。白鵬にとって危険な相手は両横綱よりも稀勢の里である。ただ稀... -
大相撲
■福岡5日目 高レベルの大相撲を成立させる白鵬
鶴竜が妙義龍にいいところなく、あっさり負けた。嘉風、妙義龍は優勝した先場所でさえ負けている。それが今場所も繰り返されるとは横綱の堪えられない軽さを感じずにはいられない。大相撲には鶴竜の法則がある。横綱が同じ対戦相手に負けるなんとも情けな... -
大相撲
■福岡4日目 ホープなき明日の相撲界
3横綱4大関が今場所初めて揃って勝った。白鵬対嘉風という波乱含みの一番は、立ち合い一瞬で勝負ありという意外な結果になった。3横綱4大関というと豪華な番付である。これは照ノ富士が大関に昇進した七月場所からだから、始まったばかりである。これ... -
大相撲
■福岡2日目 脆弱過ぎる横綱・大関陣
上位で13勝以上確実にあげられるのは白鵬しかいない。照ノ富士がくずれると優勝争いは盛り上がらなくなる。鶴竜は横綱になって13勝の壁を突破できないでいる。日馬富士は未知数である。これが場所前の見方であった。照ノ富士が先場所を再現するかのように... -
大相撲
■福岡初日 災い転じて勝利と成す
大相撲は幾多の不安定要因を抱えて、初日が始まった。不安要因の正体は休場明けの白鵬と日馬富士、そして先場所稀勢の里戦で膝を負傷した照ノ富士である。特に絶対王者の白鵬と次期横綱候補の照ノ富士が崩れるようなことがあれば波乱の場所になる恐れが出... -
大相撲
対戦成績でみる大相撲
幕内は実は2つに分けられる。横綱・大関と対戦する幕内とそうでない幕内に。花形なのはもちろん前者である。大相撲は明日初日を迎える。相撲は土俵を割るか、足の裏以外がつくと負けになる競技だけに番狂わせが起きる。それも一番勝負だけになおさらであ... -
大相撲
十一月場所の視点
まもなく初日を迎える十一月場所。大きな話題が見出しにくいが、記録的にはないわけではない。まず優勝に関して。鶴竜が優勝すれば、自身初の連続優勝になる。白鵬以外の連続優勝は平成24年の七月場所・九月場所の日馬富士以来になる。実に3年ぶりになる... -
大相撲
稀勢の里数少ない優勝の条件
稀勢の里は15日制になってから、1場所平均10勝以上の成績をあげている唯一の大関である。ほかの大関は10勝未満というわけである。それほどの成績でありながら、相変わらず優勝が遠い、優勝に手が届かない。その原因は何か。どうすれば優勝に近づけるか。... -
大相撲
優勝力がある力士
納めの十一月場所の優勝は誰か。と問うと、意外な事実が見えてくる。優勝というと13勝以上をあげる力がないと候補にあげにくい。ところがこの1年間で13勝以上あげたのは白鵬4回 15勝、14勝3回照ノ富士1回 13勝である。12勝での優勝がないわけではな... -
大相撲
10月の異変
10月も終わりを迎えようとしている。10月はこれまでの場所と場所の間とはかなり異なった期間であった。何が違うのか。まず、スポーツ紙のニュースが小さなものが目立った。話題になるようなものはなかった。企画的記事も特になかった。むしろ、ラグビーの... -
大相撲
白鵬復活か照ノ富士優勝か けさ十一月場所新番付発表
十一月場所の新番付が発表された。御嶽海が十両2場所で突破し、新入幕を果たした。が、それ以外は特に新鮮味はない。先場所小結で10勝5敗、敢闘賞を受賞した栃ノ心の関脇昇進はあるのか否かかが見どころだった。案の定なかった。これは上位に上がれる力... -
大相撲
知られざる(?)白鵬
これまで白鵬の優勝回数、連勝、横綱通算勝利数、幕内通算勝利数、入門以来の通算勝利数、休場率などに触れてきた。こうした偉大な記録は目につきやすいし、認識されやすい。そこで、今回は意外と知られていない(?)白鵬について触れてみたい。★デビュー... -
大相撲
続大相撲冬の時代脱却へ 2012年10大ニュース
6位相撲不人気いつまで 新弟子集まらず取り組み開始が20分から30分くらいが遅くなっている。また、部屋が併合されたり、予定されたりしていることでも弟子不足が感じられる。十一月場所で新弟子検査は一人しかいなく話題になった。2012年の新弟子は56人... -
大相撲
大相撲冬の時代脱却へ 2012年10大ニュース
2012年はニュースにはこと欠かない1年だった。ただし、これだという大きなニュースがないだけに好角家・相撲通5氏の10大(重大)ニュースも五者五様の模様を見せている。寄せられたニュースを基に2012年を振り返ってみたい。好角家・相撲通のT氏・S氏... -
大相撲
ワンチャンスを生かした優勝1
九月場所は第一人者の白鵬が休場したにも関らず、優勝争いをしたのは鶴竜と照ノ富士のモンゴル勢だった。今、日本人最強力士は稀勢の里である。これに続く力士が琴将菊、豪栄道、栃煌山だが、優勝争いははるかかなたで遠かった。今後、稀勢の里にチャンス... -
大相撲
横綱の休場率4
部屋別総当たり制で横綱に昇進した21人の横綱の休場率を検証する。ここには20回以上の優勝力士が5人登場するだけに興味深い。いきなり休場率0の横綱がいた。現役で亡くなられた玉の海である。0が出たらこれ以上の数値は出ない。しかし、玉の海は横綱在... -
大相撲
横綱の休場率3
横綱審議委員会誕生後から系統別総当たりで横綱に昇進した横綱の休場率をみていこう。佐田の山の横綱昇進直前の成績は系統別総当たりで2場所、部屋別総当たりで1場所なのでこの中に入れた。戦後場所数が増え、横綱在位場所数が増えていった時期である。... -
大相撲
横綱の休場率1
48場所連続横綱出場と驚異的な数字を誇っていた白鵬が九月場所初めて休場した。しかし、ここまで休場がなかったというのは超人的であった。どれくらい超人的か、ほかの横綱と比較してみよう。横綱が実質地位化した常陸山以降の横綱を調べてみた。まず、明... -
大相撲
どうすれば強くなれるのかが照ノ富士の命題
九月場所千秋楽は、本割で鶴竜を一蹴して優勝決定戦に持ち込んだ照ノ富士。3連敗後、最後に力を発揮したが、優勝決定戦では横綱鶴竜に力を封じられ、あっけなく敗れた。優勝決定戦だけではない。12日目の栃煌山戦は、これしかないという双差しになられ、... -
大相撲
5年前の明日のホープの今
5年前、つまり2010年の十一月場所中に明日のホープをあげている。当時のメモが以下である。先場所11勝をあげた栃煌山が連敗で苦しんでいる。大関への期待がもたれていたが、筆者はまだそれほどの地力と勢いはないと見ていた。栃煌山に限らず若い力が躍動... -
大相撲
大相撲チケット受難時代
九月場所は15日間満員札止めという、これ以上ない盛況であった。単に満員札止めというのではない。チケットの売れ行きのスピードは一月場所、五月場所の東京場所をはるかに超えていた。場所が近づいてくるに従って、協会の売れ行き状況は、前半の平日にポ... -
大相撲
年間最多勝に異変あり
今年も残すところあと1場所となった。九月場所の白鵬休場は年間最多勝にも影響を与えようとしている。今までなら白鵬が圧倒的大差で年間最多勝を獲得してきた。それだけに年間最多勝の展開はどうなるか、考察してみたい。まず、今年5場所の成績で勝ち越... -
大相撲
総評
★白鵬の横綱初の休場に関して今まで白鵬がいて当然だったが、いざ休場してしまうと土俵が寂しい。優勝争いは白鵬がひっぱてきた面がある。横綱一人が休場したというより大きな存在が欠けてしまった。大相撲にとって大いなる損失だった。十一月場所は強い白... -
大相撲
■秋千秋楽ハイライト
千秋楽は鶴竜の横綱初優勝、通算2度目の優勝で幕を閉じた。過熱人気・白鵬の休場の中で一時は2差をつけられた。しかし、最後は照ノ富士との優勝決定戦を制した鶴竜が有終の美を飾った。千秋楽のハイライトをここに展開してみた。<八角(元北勝海)によ... -
大相撲
■秋10日目 優勝争いがしぼんだ日
鶴竜が妙義龍に不覚をとり2敗で優勝争いから後退、稀勢の里は琴奨菊に立ち遅れ、3敗で優勝争いから事実上脱落した。全勝の照ノ富士は玉鷲が予想外の大健闘をして熱戦になったが、あわてることなく退けた。8日目に「場所のゆくえ」を掲載してから早々と... -
大相撲
■秋9日目 照ノ富士、逸ノ城の差はどれだけある
この日全勝でトップを走る大関の照ノ富士は前頭4枚目の逸ノ城との対戦だった。かつては2度水入りを演じた両者だったが、照ノ富士が差し手を返して逸ノ城の巨体を浮かせて寄り切った。通常なら顔があう位置ではないが、白鵬・高安の休場で順番がまわって... -
大相撲
■秋8日目 場所のゆくえ
白鵬休場はほかの力士にとって大きな優勝のチャンスになった。8日目を終えて全勝照ノ富士、1敗鶴竜、稀勢の里である。この3人にしぼられたといっていい。これまでの相撲内容を振り返ってみよう。一番安定した相撲を取っているのが照ノ富士である。4日... -
大相撲
■秋前半ハイライト
白鵬休場という思いがけないカタチでスタートした九月場所。実力者は優勝のチャンスとばかりに熱い戦いを展開をしている。熱闘国技館前半のハイライトをご覧いただきたい。<初日 白鵬-隠岐の海○> <初日 嘉風-稀勢の里○><2日目 隠岐の... -
大相撲
■秋6日目 安定感が増した照ノ富士は玉の海になれる
6日目、照ノ富士は実力者栃ノ心と右四つ、栃ノ心が上手を引くと素早く切る技能をみせる。再度栃ノ心が上手を引いて出るところをまきかえ体を入れ換え寄り切った。危なげない相撲が初日から続いている。まだ、6日目だが、上位実力者の中で一番安定感があ... -
大相撲
■秋5日目 引きは負けをよぶ
冷たい雨が降り注ぐ国技館。5日目多くのお客さんが、そんななかでも足を運んだ。多くのお客さんが利用する駅がJRの両国駅である。その両国駅に実寸の土俵図がある。印象は狭いな、ちょっと下がると追い詰められてしまうのではという印象である。土俵の... -
大相撲
■秋3日目 白鵬のいない土俵
いなくなって初めてわかる、その巨大な存在感、存在価値、それが白鵬である。横綱として初の休場だけにこれまで白鵬がいない土俵は想像すらしたことはなかった。白鵬ほど大相撲冬の時代を支えた横綱はいない。それも単なる不人気のときではない。新弟子暴... -
大相撲
■秋2日目 横綱の2連敗スタート
初日、白鵬が隠岐の海にまさかの敗北をきっしたが、2日目は嘉風によもやの不覚で負けた。その結果2連敗スタートとなった。横綱になって初めてのことである。白鵬らしさとはほど遠い相撲内容である。これまで横綱で2連敗スタートをした先輩がどういう成... -
大相撲
■秋初日 最強の崩壊再び
超満員で賑わう両国国技館。大関横綱が順調に白星を重ねるなか、結びの一番で波乱は起きた。白鵬がこれまで1度も負けていない隠岐の海である。最初、はやる隠岐の海に立ち合いがあわなかった。この瞬間一緒に観戦していたM氏(1年間の10大ニュースに参... -
大相撲
初日前日の出来事
明日から大相撲九月場所が始まる。初日前日にしては国技館はすごい人である。首都圏は日曜から木曜まで雨続きであった。初日前日の土曜は晴れてはいたが、いくぶん暑さを感じる日でもあった。チケット人気が過熱するなか、相撲ファンはどれくらい国技館に... -
大相撲
豪栄道と琴奨菊の近未来
大関の負けぬ日はなし大相撲。大関の歴史は弱さの歴史。豪栄道と琴奨菊はまさにこの言葉通りの歩みを続けているといっても過言ではない。この1年間の両者の成績をみてみる。豪栄道が8勝7敗、5勝10敗、8勝7敗、8勝7敗、8勝6敗1休、9勝6敗でト... -
大相撲
稀勢の里優勝待望論
琴ヶ濱、豊山、大麒麟、旭国上記の力士に共通するものは何か、おわかりでしょうか。優勝経験がない最高位大関の力士である。現役では琴奨菊、稀勢の里、豪栄道も現段階では仲間入りしている。特に稀勢の里は15日制を務めた三根山以降の大関では、最高勝率... -
大相撲
白鵬が狙える数々の記録
近づく九月場所。優勝候補の筆頭をあげるとしたらやはり白鵬以外にいない。白鵬以外あげにくい。白鵬はそれほど他の力士を圧倒している。白鵬が優勝すれば自己の最高優勝回数を更新していくことになる。現在の優勝回数は35である。大鵬が引退したときは6... -
大相撲
優勝が遠い鶴竜・日馬富士
七月場所、日馬富士は途中休場、休場明けの鶴竜は好調だったが白鵬に及ばなかった。これで両者は自己ワースト記録をそれぞれ更新した。その自己ワースト記録とは何か。鶴竜は横綱初優勝なしが8場所になった。日馬富士は2013年十一月場所の優勝以来優勝な... -
大相撲
照ノ富士の15日間を読む
九月場所の初日まで1週間を切った。九月場所はまれにみる過熱人気である。大相撲熱中場所が盛り上がる場所になるか、しらけ場所になるかは照ノ富士にかかっている。若くて強くて上り坂の力が常勝の横綱白鵬の対抗馬にならなくてはまたもや1強時代になっ... -
大相撲
朝青龍 忘れえぬ大勝負
思わずはなった技が決まり手のではイメージできぬほどダイナミックだった。千秋楽の横綱同士の相星決戦は、力が入る大勝負となった。こんな展開、最近ではあまり見かけなくなってきた。上記の立役者は横綱朝青龍。場所は2008年一月場所である。しかも朝青... -
大相撲
数字で知る大相撲
69、35という数字で何を思い浮かべるか。大相撲ファンならピンとくるのではないだろうか。言うまでもなく、双葉山の最高連勝記録69連勝と白鵬の幕内の最多優勝回数35回(2015年七月場所現在)である。力士の個人新記録は序ノ口からの通算最多勝利、幕内通... -
大相撲
一人横綱の時代2
昭和46年十一月場所から昭和48一月場所までの8場所を北の富士が一人横綱を務めてから一人横綱はしばらく出なかった。次に一人横綱になったのは北の富士の弟子にあたる千代の富士であった。隆の里の引退によって昭和61年三月場所からわずか3場所であるが... -
大相撲
大相撲冬の時代の10大ニュース 2011年1
2011年は冒頭から八百長発覚という激震が走った。相撲協会の屋台骨をゆるがす事態となり、その後のニュースはその影響を受けたものばかりだった。好角家・相撲通4氏に10大(重大)ニュースを寄せていただき振り返ってみたい。好角家・相撲通のTM氏・T... -
大相撲
遠藤の三役突入はいつか
三月場所、思わぬケガで途中休場した遠藤。五月場所は無理に出場して遠藤ファンをはらはらさせたが、幸い再び悪くすることは避けられ、なんとか6勝9敗ともち直した。そして七月場所は10勝5敗と2ケタ勝ち越した。人気はあいかわらず高いし、懸賞もつく... -
大相撲
千秋楽を超えた8日目のチケット人気
大相撲は1場所15日間興行である。15日間のうちチケットは千秋楽から通常売れていく。しかし、この法則があてはまらない場所があった。それが2010年の十一月場所であった。<福岡国際センター> この場所売れ行きトップはなんと8日目であった。ふつ... -
大相撲
朝青龍あの日あのとき
スピードと集中力、それが朝青龍の相撲だった。今、朝青龍のような相撲は見られない。朝青龍が事実上の強制引退がなければ、白鵬の連勝に、優勝回数に影響を与えていたことは容易に想像できる。朝青龍の引退相撲は2010年10月3日であった。この引退相撲で... -
大相撲
かつて宮城野部屋にあったいびつな形
横綱白鵬が所属する部屋は?横綱白鵬の師匠は?こうきかれたら宮城野部屋、元竹葉山の宮城野と答えるだろう。白鵬を新弟子のころから面倒をみ、育ててきたのはまぎれもなく元竹葉山の宮城野だった。ところがそうでないいびつな形の時期があった。事の経緯... -
大相撲
大相撲冬の時代の10大ニュース 2010年2
引き続き2010年の10大ニュースをみていこう。5位 貴乃花親方一門枠外から立候補して予想外の理事当選二所一門は理事を3人当選できるだけの票がある。現職の放駒(元魁傑)、二所ノ関(元金剛)に加え鳴戸(元隆の里)が立候補する予定になっていた。そこ... -
大相撲
大相撲冬の時代の10大ニュース 2010年1
毎年12月、恒例なのが今年の10大ニュースである。相撲通、相撲愛好家の方に1位から10位までを選んでいただき、総合点で順位を決めるスタイルである。野球賭博にゆれた大相撲冬の時代はどんなニュースがかけめぐったのか振り返ってみた。2010年はネタに困... -
大相撲
照ノ富士横綱の条件
七月場所の新大関照ノ富士は11勝4敗の成績に終わった。並みの大関ならよくやったと言えるが、横綱を目指す大関としては物足りない成績だった。横綱2人と対戦して2敗はいただけない。これでは横綱に手も足もでなかったことになる。次に大関の実力がない... -
大相撲
消えた大関候補
七月場所悲観的な材料が露呈した15日間であった。それは期待に反して逸ノ城が4勝11敗と惨敗したことである。これは単に一個人の敗退ではすまない要因をはらんでいる。大関候補がついに消滅してしまったのである。明日のホープが壊滅的状態なのである。<... -
大相撲
十両昇進までの幕下所要場所数
五月場所の千秋楽、熱心でかわいらしい栃ノ心ファンに今度幕下時代の写真を進呈するということを約束した。今まで栃ノ心のざんばら髪時代、新十両、幕内時代は渡してきていた。調べてみると栃ノ心は幕下を6場所で通過して十両に昇進するというスピード出... -
大相撲
引退旭天鵬 力士人生最高の喜びの時
1992年の入門以来23年半にわたる力士生活にピリオドをうった旭天鵬。本人が最高と語るのは2012年五月場所の初優勝のときである。この場所第一人者の白鵬は不調。初日安美錦に敗れ、6日目から8日目まで3連敗している。14日目を終えて大関稀勢の里・前頭... -
大相撲
七月場所総評
★優勝争いについて栃煌山が両横綱を倒した段階で3つ巴になるかなと思ったが、連敗してあっさり脱落してしまった。照ノ富士が両横綱に連敗したのもいただけなかった。結局は1敗白鵬と2敗鶴竜の争いとなったが、白鵬がリードしているカタチでは結果は見え... -
大相撲
■名古屋千秋楽 最後まで熱かった名古屋
当日売りの自由席1番乗りは前日の23時半だと聞く。自由席を求める方の中には下の力士のご両親がいた。以上の情報は13日目隣になった方から伺った。当人も自由席を求めて並んだという。千秋楽は音楽隊が入るためけっこうな数の自由席及び椅子席Bが使用で... -
大相撲
■名古屋14日目 白鵬優勝40回超えは近い
白鵬は先場所負けた稀勢の里につけいるスキを与えず一方的かつ速攻で寄り切った。完勝である。同じテツは踏まなかった。白鵬は攻め急ぐあまり、上体が伸び切るのが負けにつながった。しかし、今場所は万全の体勢で勝利した。白鵬は豪栄道・稀勢の里戦を危... -
大相撲
■名古屋13日目 注目の3番を分析
13日目は各段の優勝がほぼ決まる。序二段の宇良の対戦相手は三段目の6戦全勝の大元。体はでかい。宇良は大丈夫かな、不安のなか立ち上がった。相撲はまったく危なげなく、低く見合ったなかから一気の出足で土俵の外へ突き飛ばした。宇良は千秋楽同期の大... -
大相撲
■名古屋12日目 優勝のカギ握る稀勢の里
好調栃煌山は隠岐の海にまさかの3敗目。優勝争いから大きく後退した。鶴竜対照ノ富士戦は鶴竜がうまさでまず十分の体勢をつくった。次に一呼吸することなく、苦しくても攻め続けたことが勝因である。照ノ富士は腰はいいものをもっているが、相手十分自分... -
大相撲
■名古屋11日目 決戦を斬る
1敗栃煌山対大関豪栄道栃煌山は明らかに堅くなっていた。まだ優勝を意識するのは早すぎる。豪栄道の速い首投げが決まってしまった。この首投げは先場所白鵬にも決めている。首投げは本来捨て身の技だが、相手が出る勢いがあるだけにタイミングがあえば決... -
大相撲
■名古屋10日目 栃煌山両横綱から勝利
波乱あり!栃煌山が前日の鶴竜に引き続き、白鵬を倒した。瞬時のこととはいえ、思いがけない相撲展開になった。観客も唖然とするなか興奮で座布団が乱れ飛ぶ。「■8日目 場所のゆくえ」で栃煌山には横綱・大関戦を勝ち抜く力がない。とハナから優勝候補か... -
大相撲
■名古屋9日目 無用の番外戦
棋士と棋士が対局するとき袋から盤上に出された駒を王将、金将と順序だてて互いに並べていく。手当たり次第つかんだ駒を盤面に置いていくようなことはけしてしない。それがプロの美意識である。この日白鵬が寄り切ったあと土俵を割った逸ノ城のほほを最後... -
大相撲
■名古屋8日目 場所のゆくえ
七月場所は全勝白鵬・鶴竜、1敗照ノ富士で折り返すことになった。栃煌山ほか幕内中位以下に好成績者はいるが、横綱・大関戦を勝ち抜くだけの地力はまだないのでここでは触れない。白鵬は初日、2日目は大苦戦をしたが、ここへきてかなり修正してきた。あ... -
大相撲
■名古屋6日目 稀勢の里優勝の条件
稀勢の里が逸ノ城の奇襲に動じることなく、腰に密着して寄り切った。今場所は久々にここまで1敗で追走している。2敗ではいくらなんでも優勝は遠すぎる。だからといって序盤1敗だからといって優勝の可能性が出てくるとは限らない。ここ1年の成績をみて... -
大相撲
■名古屋3日目 未完すぎる大器逸ノ城
現在関脇以下で最強なのが逸ノ城である。この1年間(2014年七月場所から2015年五月場所まで)といっても5場所だが、44勝31敗○13で照ノ富士の56勝34敗○12を超えている。しかもこの5場所、逸ノ城は常に横綱・大関と対戦してきているのである。5場所中負... -
大相撲
■名古屋2日目 最強が崩れるとき
白鵬対高安戦は熱戦と言うより白鵬が上手を引けず、大苦戦に陥った。相撲はほとんど秒単位で勝負がつくが、こと白鵬に関してはこれがまるであてはまらない。分単位の戦いが続いている。原因は白鵬が十分になれず、忍ぶ戦い方をしているからである。<高安... -
大相撲
■名古屋初日 安定性欠いた横綱・大関陣
猛暑の七月場所が始まった。だが横綱・大関陣はそろいもそろって安定性に欠けるスタートとなった。碧山ー照ノ富士 新大関のため注目度が高くなるのは当然であった。それも若くて横綱を望め、先場所の優勝者となれば期待が大きくなる。照ノ富士の動きは堅... -
大相撲
七月場所の見どころ
★新大関照ノ富士は何勝するか新大関大鵬・北の湖10勝、千代の富士・貴乃花11勝と大横綱の大関1場所目は平凡な成績に終わっている。例外はなかったか。白鵬は14勝1敗で優勝決定戦で雅山を寄り切って堂々の初優勝を飾っている。さて照ノ富士はどういう成績... -
大相撲
関脇以下の幕内上位で活躍する力士は誰か
関脇以下の幕内力士で活躍する力士は誰か。一口に幕内といっても実は2つある。1つは横綱・大関と対戦する上位であり、もう1つは対戦がない中位以下である。もちろん中位以下でも勝ちこんでくれば横綱・大関と対戦する。昨年(2014年)の九月場所の逸ノ... -
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白鵬の敵は白鵬自身にあり
7連覇を目指していた白鵬は五月場所思わぬ敗戦で4敗をきっし、優勝を逃した。初日の逸ノ城戦はもろくも負けた。豪栄道・稀勢の里戦は攻め急ぎだった。十分な体勢をつくる前にチャンスとばかり出ていったのが敗因だった。日馬富士戦は攻め込んだあげく相... -
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七月場所の3大関はどこまでやるか
2014年の七月場所、琴奨菊は白鵬と並んで2敗で千秋楽を迎えた。豪栄道は12勝をあげて大関昇進が決定した。あれから1年様相は一変した。両大関は大関としての存在感を示せないでいる。琴奨菊はカド番を3場所に1回迎えている。豪栄道は勝ち越しすれすれ... -
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七月場所の思い出 異例の初日スタート
また暑い季節のなか、七月場所が近づいてくる。七月場所といえば忘れられないときがある。もう5年も前になる2010年のことである。この年五月場所中に野球賭博事件が発覚した。力士、親方がプロ野球の勝負を賭けた結果、資金が暴力団に流れていた事件であ... -
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新大関照ノ富士への期待
七月場所最大の注目は新大関に昇進した照ノ富士の活躍にある。しかし、思い起こせば昨年(2014年)の七月場所は豪栄道が大関に昇進したが、優勝争いはおろか10勝すらあげていない。照ノ富士は期待が大きいだけに10勝では物足りないが、実際はどうなるかあ... -
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四股名あれこれ クイズ解答・解説編3
6.発音が似た四股名です。( )に2つのかなを入れて四股名を完成なさい。A.と( )錦 と( )錦B.( )か見山 ( )か見山C.( )う司 ( )う司答A.と(ち)錦-栃錦 と(き)錦-時錦B.(た)か見山-高見山 (わ)... -
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四股名あれこれ クイズ解答・解説編2
4.次の四股名に共通しているのは何でしょうか。A.国岩松ヶ崎瓊ノ浦小林山出羽海の系統をご愛読の方にはピンときます。答 最終四股名が両国4人はいずれも出羽海部屋だが、彼らより以前、江戸末期から明治に伊勢ノ海部屋、明治後半に伊勢ヶ濱部屋の力... -
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白鵬もう1つの超人性
白鵬に関してはこれまで大鵬・千代の富士との比較で年齢別優勝回数、横綱通算勝利数、幕内通算勝利数、序ノ口以来の通算勝利数について書いてきた。白鵬にはもう1つ触れておきたい記録がある。それは横綱連続出場記録である。なにしろ横綱は負けが込むと... -
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問題点を探る 外国人力士の制限を考察する
照ノ富士が大関に昇進し、次期横綱の可能性が高い。次の大関の有力候補は逸ノ城の声が大きい、いずれもモンゴル人である。現在横綱は3人いるが、すべてモンゴル人である。かつて小泉首相は「相撲は国技から国際技になった」と語ったことがあった。五月場... -
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横綱の大関時代4
大関時代が長いといわれた佐田の山は在位17場所、3年弱の期間であった。ところがこのあと横綱になった北の富士は大関在位21場所、玉の海(大関のときは玉乃島)20場所と軽く超えてしまった。しかも長いだけでなくそろって大関在位勝率6割台という低さで... -
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横綱の大関時代3
引き続き時代を築いた横綱の大関時代をみていこう。栃錦は関脇で14勝1敗で優勝して大関に昇進した。新大関こそ11勝4敗だったが翌場所14勝1敗で優勝、さらに翌場所は13勝2敗で横綱近しを思わせた。だが、ここから3場所連続1ケタ勝利に終わった。特に1... -
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はたして白鵬時代は終わったのか
五月場所の白鵬は初日逸ノ城戦の思いがけないつまづきからスタートした。5日目は曲者安美錦に後ろにまわられるなどこれまでにないピンチの体勢となった。中盤は持ち直して強さを発揮してきたが、豪栄道戦で捨て身の首投げをくって最後まで調子を維持でき... -
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お知らせ
2日目、3日目、4日目、5日目、8日目に画像が入りました。あわせてご覧いただければ幸いです。今後は五月場所の人気分析、横綱の大関時代、照ノ富士あの日あの時、全部見せます宇良7番勝負、出羽海の系統、白鵬時代は終わったのか、四股名あれこれな... -
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照ノ富士優勝への道 夏熱闘15番
五月場所、照ノ富士は初優勝と大関昇進を決めた。現在の3横綱・3大関がいずれも最盛期を過ぎており、閉塞状態の中、若くて成長途上の平成生まれの大関が誕生したことは新しい息吹を感じさせる。照ノ富士が栄光を勝ち取った五月場所の熱闘15番を写真で振... -
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新大関照ノ富士の記憶・記録
照ノ富士の大関昇進の日は例年よりはるかに暑い中だった。しかも、それだけではなかった。協会の使者が通常より遅く、なかなか姿を現さないのである。伊勢ヶ濱親方(元旭富士)はとっくに車で協会から戻っているのにも関らず。洋装から和装へ着替える時間... -
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五月場所総評
★五月場所の優勝争いについて最近は言われなくなったが優勝するには連敗してはいけない。琴奨菊、豪栄道は3日目・4日目に、稀勢の里は4日目・5日目に早々と連敗して脱落している。大関陣は序盤で総くずれである。横綱日馬富士も9日目・10日目に連敗し... -
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■夏千秋楽 照ノ富士は横綱になれる大関
優勝争いは久々に白鵬がトップではなく、照ノ富士と併走するカタチとなって千秋楽を迎えた。筆者のように12勝という低レベルを嘆く反面、ここしばらく見ない展開にわくわくする方がけっこういることも事実である。千秋楽は10大ニュースに登場するA氏、H... -
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■夏14日目 大波乱のあげく証明されたこと
優勝戦線は一向に安定しない、収束しない。2敗ながら優勝争いのトップを走る白鵬は4敗稀勢の里を勇んで攻めたが、土俵際逆転をくって3敗に後退した。稀勢の里が3敗、あるいは2敗に留まっていたらこの一番は優勝第二ラウンドとしてさらに盛り上がった...