白鵬 15勝
白鵬 14勝1敗
照ノ富士12勝3敗
白鵬 14勝1敗
鶴竜 12勝3敗
日馬富士13勝2敗
これが今年1年間の優勝力士である。これから何が読み
解けるか。まず、優勝レベルでは、14勝以上をあげたの
は白鵬一人である。他の力士は14勝、全勝には及ばなか
ったということである。その白鵬も昨年一昨年は年4回
優勝したが、今年は1回少ない3回であった。同時に追
いかけての逆転優勝はなかった(十一月場所)。
照ノ富士が初優勝して大関に昇進した。しかし、優勝は
1回きりであった。鶴竜・日馬富士は苦しんでの優勝だ
った。鶴竜は横綱昇進後9場所目の優勝であった。日馬
富士は前回優勝が2年前の十一月場所であった。優勝間
隔が11場所という長きに渡った。
さて、それでは優勝は来年どうなるだろうか。本来なら、
若手の照ノ富士が勢いで2、3回優勝するのが望ましい。
だが、今の照ノ富士に勢いは感じられない。そうなると
一番安定性がある白鵬が中心にならざるを得ない。ポイ
ントは休場である。休場が定例化すると当然優勝回数に
影響する。
鶴竜、日馬富士は大きな期待はもてない。鶴竜は横綱初
優勝こそ達成したが、横綱13勝以上達成はまだである。
日馬富士は前回の優勝から今回の優勝までの11場所間、
1度も12勝以上の成績はなかった。
それでも優勝となると13勝があげられる力が必要である。
それができる力士は当然限られてくる。優勝は白鵬と照
ノ富士で4、5回いくのでは。優勝力士から日本出身の
日本人が消えて約10年になる。来年は記録に終止符をう
つためにも期待したい。その可能性があるのは稀勢の里
だけである。今年の稀勢の里は勢いにのれない場所が続
いた1年であった。ここまでくれば、へたに考え過ぎず、
自分の相撲を取ることに専念すべきである。
今、相撲は大変な人気の中にある。重量級が主体の大相
撲では大味な相撲が目立ち、うっちゃり、吊り出しはほ
とんど見られなくなった。土俵の充実は簡単なことでは
ない。せめて優勝争いは熱い戦いが見たい。
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