納めの十一月場所の優勝は誰か。と問うと、意外な事実
が見えてくる。優勝というと13勝以上をあげる力がない
と候補にあげにくい。ところがこの1年間で13勝以上あ
げたのは
白鵬4回 15勝、14勝3回
照ノ富士1回 13勝
である。
12勝での優勝がないわけではない。12勝まで広げると
(横綱・大関とフル対戦のみ)
白鵬4回 15勝、14勝3回
白鵬4回 15勝、14勝3回
照ノ富士3回 13勝、12勝2回
鶴竜3回 12勝3回
12勝優勝はやはり低レベルという印象はまぬがれないだ
けではない。3敗優勝というのは意外と少ないのである。
来、今年の九月場所で470場所を数える(八百長問題で中
止になった場所は含んでいない)。その間、負け数別に
優勝を分類すると次のようになる。なお、引き分け、預
かりは0.5勝0.5敗としてカウントしてある。
0敗110回、0.5敗3回、1敗185回、1.5敗6回、2敗135
回、2.5敗1回、3敗37回、4敗2回
こうしてみると、12勝3敗はまれな優勝であることがわ
かる。となると、優勝候補に確実にあげられるのは白鵬
ただ一人である。照ノ富士はまだ安定した力はなく、鶴
竜は横綱になって13勝の壁を破れないでいる。休場明け
の日馬富士は未知数である。
勝争いが盛り上がらない。そうならないときは白鵬の優
勝になる。休場明けの白鵬が不調、あるいは休場すると
混沌とする展開になる。大相撲の将来は現時点ではけし
て明るいとはいえない。
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