まもなく初日を迎える十一月場所。大きな話題が見出し
にくいが、記録的にはないわけではない。まず優勝に関
して。鶴竜が優勝すれば、自身初の連続優勝になる。白
鵬以外の連続優勝は平成24年の七月場所・九月場所の日
馬富士以来になる。実に3年ぶりになる。休場明け白鵬
が優勝ができない場合、2場所連続優勝なしで、平成24
年の五月場所・七月場所・九月場所の3場所連続優勝な
し以来となる。
日馬富士は現在優勝なしが11場所になる。十一月場所優
勝できないと、12場所と記録を伸ばすことになる。ちな
みに横綱の最大優勝間隔記録は曙の18場所連続である。
もっとも、常陸山以降、横綱で優勝なしが9人、横綱優
勝1回が6人という論外の横綱が15人もいる。

<優勝が遠い日馬富士>
年間最多勝は照ノ富士が現在56勝、白鵬54勝の争いに
なる。白鵬はこれまで8年連続の新記録で年間最多勝を
獲得してきただけに、記録が途切れる恐れがある。優勝
争いだけでなく、こちらの争いも興味深い。年間勝利の
勝ち越し、負け越しラインにいるのは琴勇輝39勝36敗、
徳勝龍38勝37敗、旭秀鵬37勝38敗、逸ノ城36勝39敗、
同じく佐田の海、誉富士、豊ノ島が並んでいる。
なる。白鵬はこれまで8年連続の新記録で年間最多勝を
獲得してきただけに、記録が途切れる恐れがある。優勝
争いだけでなく、こちらの争いも興味深い。年間勝利の
勝ち越し、負け越しラインにいるのは琴勇輝39勝36敗、
徳勝龍38勝37敗、旭秀鵬37勝38敗、逸ノ城36勝39敗、
同じく佐田の海、誉富士、豊ノ島が並んでいる。
また、白鵬は横綱勝利数最高の北の湖の670勝を年内に
超えるとみられていた。しかし、先場所の休場で年内は
不可能になった。白鵬は現在横綱勝利646勝である。今
場所はどこまで迫るか、までである。記録更新は来年に
持越しである。
関脇・小結は栃煌山、妙義龍、栃ノ心、嘉風と実力者が
そろった。展開によっては三役入れ換えなしの可能性が
ある顔ぶれである。嘉風は2場所連続三賞受賞である。
3場所連続となれば自己新記録である。スピードときび
きびした相撲が再び上位相手に出るか注目される。
期待の新入幕御嶽海が早速三賞を取るか。大鵬が新入幕
のときは初日から11連勝して、12日目、小結柏戸に当
てられ、歴史的な一戦となった。御嶽海は大型新人の仲
間入りとなるか。場所は刻一刻と迫ってきている。
のときは初日から11連勝して、12日目、小結柏戸に当
てられ、歴史的な一戦となった。御嶽海は大型新人の仲
間入りとなるか。場所は刻一刻と迫ってきている。
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