琴奨菊は好調である。場所と場所の間は、イベントが多
すぎて稽古に集中できない環境を心配する方々がけっ
こういた。しかし、そんな見方は的外れとばかりに、かぶ
り寄りで自分の相撲を取っている。この日は初日白鵬を
倒した小結宝富士だが、左の相四つでもあり、がぶり寄
りに手も足もでなかった。琴奨菊に勝てる力士はいるの
か。
先代の師匠琴桜は、横綱を決定した昭和48年一月場所で
は、横綱北の富士、大関輪島・大麒麟・貴ノ花には負け
なかった。負けたのは関脇以下の快調力士でもなかった。
12日目、琴桜は前頭3枚目の福の花に1敗した。ちなみ
に福の花はその場所負け越している。そんな福の花になぜ、
琴桜は負けたのか。
琴桜の連続優勝が濃厚になったとき、横綱昇進をめぐっ
て、協会内から反対論が噴出していた。32歳で将来性が
ない。無気力相撲で2度注意を受けた。大関で5度負け
越しているなど。そうした声が琴桜の心理に動揺するほ
どの影響を与え、負けた。福の花は単なるめぐり合わせ
でしかなかった。
琴奨菊に外からの心理的影響はない。あるとしたら内面
で、横綱を意識してきたときか、優勝を争う大一番になる
のではないか。4日目が終わったばかりの時点だが、琴
奨菊の無敵ぶりが、琴桜の横綱昇進場所と重なりつつ
ある。
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