平成22年七月場所は暴力団がらみの野球賭博に関わった
力士・親方が多く、開催があやぶまれた。朝青龍が引退
させられたときは、大相撲を支えている力士の層は厚い、
ということを言っていた方がいたが、さすがに幕内で
解雇１人、謹慎６人、十両で４人出すと崩壊状態だった。
相撲は神事だ、武道だ、伝統的文化だといっても、そんな
こと全部ふっとぶほどの存亡の危機になってしまった。
＜七月場所初日の東京中日スポーツ記事＞
なげかわしい限りだが、本場所を開催したのはよかった。
暴力団排除の問題は明日から０にします、というように
一朝一夕に片付く問題ではない。この問題が完全解決に
ならない限り、となったら、当分は開催できなくなり、
大相撲はなくなってしまう。暴力団に関しては、関わり０を
目指すとあらかじめ言っとくべきだった。
ＮＨＫの放送見送りは、６割以上が実況放送反対という
ことだが、毎場所欠かさず見ている方は、この中にどれ
くらいいるのか。大相撲なんてどうでもいい人の意見は、
参考数字になるのか疑問である。実況はなし、短縮版
のみだが、世論で決めるなら当分実況放送は、ないことに
なってしまう。
以上のことを頭において次をご覧いただきたい。
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