白鵬 30歳9ヶ月
日馬富士31歳8ヶ月
鶴竜 30歳4ヶ月
稀勢の里29歳5ヶ月
琴奨菊31歳10ヶ月
豪栄道29歳8ヶ月
これが照ノ富士以外の横綱・大関の年齢である。急成長
したり、若さあふれる相撲を期待したりする時期は過ぎ
ている。そして、次の大関は候補をあげにくい情勢であ
る。つまり、大相撲界で期待できる若手は照ノ富士しか
いないのである。その照ノ富士は、大関に昇進してから
11勝、12勝、9勝と低空飛行である。ケガのせいにする
のは簡単である。12勝-13勝の成績で大関に昇進した
前の山は、負傷して新大関の場所を全休した。それからは
前の山は、負傷して新大関の場所を全休した。それからは
1ケタ勝ち星に終始して、最後は大関を陥落した。照ノ
富士がケガを克服できなければ、歴史は繰り返す可能性
がある。
以前照ノ富士の置かれている立場は、白鵬に似ていると
書いた。白鵬の大関時代は強者朝青龍がいた。照ノ富士
には白鵬がいる。その白鵬の大関時代の成績は14勝1敗
優勝-13勝2敗-8勝7敗-全休-10勝5敗-13勝2敗
優勝-15勝優勝 73勝17敗15休優勝3回である。朝青龍
から白鵬へと時代が移りつつあったのは大関6場所目で
ある。照ノ富士はまず、優勝することである。優勝しなくて
は何も始まらない。それも13勝以上が必要である。
は何も始まらない。それも13勝以上が必要である。
九月場所無傷で突っ走って11連勝したのはそれだけの潜
在能力があるからだ。ただ、双差しになられると勝てなく
なってきた。対戦相手の研究が進んでいるのである。だと
したら双差しを許さないことである。そのため立ち合い
からの先制攻撃が必要になる。相手によっては突き放し
てから組むなど工夫が必要である。四つに組んだら引き
付け、体重をかける、上手を切るなど進歩を見せること
も不可欠である。大鵬は無敵の境地に入っても「足りな
いところはないか」と常に評論家にも意見を求めた
なってきた。対戦相手の研究が進んでいるのである。だと
したら双差しを許さないことである。そのため立ち合い
からの先制攻撃が必要になる。相手によっては突き放し
てから組むなど工夫が必要である。四つに組んだら引き
付け、体重をかける、上手を切るなど進歩を見せること
も不可欠である。大鵬は無敵の境地に入っても「足りな
いところはないか」と常に評論家にも意見を求めた
ほどである。
<三月場所白鵬に勝利した照ノ富士>
照ノ富士は来年白鵬を超える必要がある。万年ナンバー
2ではいけない。白鵬が弱ってから超えるのでもない。
白鵬が第一人者であるうちに超えてこそ意味がある。先
場所は白鵬が何もしない消極的相撲での勝利だった。観
客も見ていて気が抜けた一番だった。来年は堂々と地力
で白鵬を打破するシーンを見たい。照ノ富士にかける期
待はいっそう大きくなる。
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