平成22年九月場所初日。小結鶴竜がまきかえで突破口を
ひらこうとしたが、最後はまき変えたとき白鵬に出られて
寄り切られた。
7日目、横綱の土俵入りが終わり、取組開始までの休憩
時間、観客が集まってきた。NHKの放送席で解説をして
いる元千代の富士の九重親方が目当てだ。この日白鵬が
勝てば54連勝で、千代の富士の53連勝を超える。そんな
日に解説者をお願いするとはNHKもやるではないか。

<元千代の富士の九重>
白鵬の対戦相手は危険な相手小結稀勢の里である。相撲
は終始離れての突き合い、押し合い。稀勢の里が四つを
きらい、突き押し、はたきと一番抵抗した。白鵬がはた
かれたり、はたいたりしてやや危ない面も見られたが、
最後は押し出した。 史上2位の54連勝達成。白鵬が千代
の富士の53連勝を超えた瞬間である。朝青龍が一人横綱
のときにもできなかったことである。白鵬は偉大な力士の
仲間入りをした。

<白鵬、稀勢の里を倒して54連勝>
白鵬の相撲内容は、充実、安定、無敵。あわてたり、動揺
したりすることもなく、落ち着いて取っている。12日目、
大関把瑠都はがっぷり四つではもう以前ほどの力を発揮
することはできなくなった。
千秋楽、白鵬が62連勝、4場所連続全勝優勝を達成した。
独り舞台に近い。白鵬は無敵の境地に近づいているが、
ほかの力士と差がありすぎる。数字的には双葉山のもつ、
69連勝をとらえた。

<4場所連続全勝優勝を達成した白鵬>
可能性はほかにもある。連勝は1つ負ければ終わりだが、
連続優勝はとぎれるとは限らない。優勝争いに加わる
力士がいない現在、朝青龍の7連覇を破る可能性は高い。
さらに優勝回数はどうか。来年は20回の大台にのせる
だろう。ケガ、休場のときどうのりこえるか。北の湖は
円熟期まで休場は比較的少なかった。大鵬は休場後に
優勝することがあったので後年は不死鳥と呼ばれた。
白鵬が平成23年5回優勝すると22回優勝となる。32回
超えはカウントダウンだ。
白鵬は戦後最大の横綱の道を歩んでいる。
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