大相撲

白鵬の63連勝8 白鵬、千代の富士超えの62連勝

2016年3月19日

平成22年九月場所初日。小結鶴竜がまきかえで突破口を
ひらこうとしたが、最後はまき変えたとき白鵬に出られて
寄り切られた。

7日目、横綱の土俵入りが終わり、取組開始までの休憩
時間、観客が集まってきた。NHKの放送席で解説をして
いる元千代の富士の九重親方が目当てだ。この日白鵬が
勝てば54連勝で、千代の富士の53連勝を超える。そんな
日に解説者をお願いするとはNHKもやるではないか。
8千代
<元千代の富士の九重>
 
白鵬の対戦相手は危険な相手小結稀勢の里である。相撲
は終始離れての突き合い、押し合い。稀勢の里が四つを
きらい、突き押し、はたきと一番抵抗した。白鵬がはた
かれたり、はたいたりしてやや危ない面も見られたが、
最後は押し出した。 史上2位の54連勝達成。白鵬が千代
の富士の53連勝を超えた瞬間である。朝青龍が一人横綱
のときにもできなかったことである。白鵬は偉大な力士の
仲間入りをした。
8稀勢の里戦
<白鵬、稀勢の里を倒して54連勝>
 
白鵬の相撲内容は、充実、安定、無敵。あわてたり、動揺
したりすることもなく、落ち着いて取っている。12日目、
大関把瑠都はがっぷり四つではもう以前ほどの力を発揮
することはできなくなった。

千秋楽、白鵬が62連勝、4場所連続全勝優勝を達成した。
独り舞台に近い。白鵬は無敵の境地に近づいているが、
ほかの力士と差がありすぎる。数字的には双葉山のもつ、
69連勝をとらえた。
8秋優勝
<4場所連続全勝優勝を達成した白鵬>
 
可能性はほかにもある。連勝は1つ負ければ終わりだが、
連続優勝はとぎれるとは限らない。優勝争いに加わる
力士がいない現在、朝青龍の7連覇を破る可能性は高い。
さらに優勝回数はどうか。来年は20回の大台にのせる
だろう。ケガ、休場のときどうのりこえるか。北の湖は
円熟期まで休場は比較的少なかった。大鵬は休場後に
優勝することがあったので後年は不死鳥と呼ばれた。
白鵬が平成23年5回優勝すると22回優勝となる。32回
超えはカウントダウンだ。

白鵬は戦後最大の横綱の道を歩んでいる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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