大相撲

■初 9日目雑感

2016年1月18日

雪にも負けず、雨にも負けず、電車の遅延にも負けず国
技館に辿り着いた。9日目を観戦するためである。悪天候
にも関らず、満員札止めとなった。この様子では10日目
以降も満員札止めの可能性が出てきた。

お客さんと会話した。安美錦と御嶽海がインフルエンザで
休場したが、安美錦は再出場して大丈夫なのか。御嶽海
は支度部屋で感染したのかと憶測が飛び交った会話だっ
た。

取組に目を移す。稀勢の里は毎回、碧山に苦戦していた
が、この日は馬力負けした。これで4敗目である。稀勢の
里は一段と弱くなった。これではこの先稀勢の里に期待
はもてない。
160118九日目幕内別角度 965
<稀勢の里、碧山に完敗>
 
白鵬はすりかわすように栃煌山の突進を避けて勝った。
猫だましがないだけで、先場所の立ち合いのままであっ
た。観客からは不満のブーイング。白鵬はいろいろ試し
ているのか。玉の海梅吉氏は言う。
励み、鍛え、みがき上げて真っ向から勝負をいどんであ
げた白星ほど、重みを感じ、充実した満足感にひたれる
ものはない。これこそ力士の最高の冥利といえるものだ
ろう。その勝ち星をあげるために日々鍛えてきた「過程」
――相撲その過程があって初めて見る価値があり、力士
である以上、常にその過程の中に自分あるということを
忘れてはならないと思う。
(これが大相撲だ 潮文社刊より)
白鵬は原点に帰る時期にきている。
160118九日目幕内別角度 991
<栃煌山をかわした白鵬>
 
鶴竜-豪栄道はもつれた。軍配は豪栄道にあがったが、
物言いがついた結果は鶴竜の勝ちとなった。鶴竜は勝つ
には勝ったが、内容は悪い。
160118九日目幕内別角度 1122
<もつれた豪栄道と鶴竜の一番>
 
明日10日目は鶴竜と琴奨菊が激突する。今から楽しみで
ある。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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