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豊ノ島が最も輝いた場所

一月場所では豊ノ島が場所を面白くした。豊ノ島は大関・
横綱戦は琴奨菊戦のみであったが、優勝力士を倒した
ことで殊勲賞を受賞した。12勝と好成績も残した。個人
的には敢闘賞も受賞してもよかったのではと思う。豊ノ
島という力士、ときどき思いもよらぬ活躍をすることがあ
る。豊ノ島が幕内で最も活躍した場所がある。それは平
成22年の十一月場所である。
160122十三日目幕内 718
<豊ノ島、全勝の琴奨菊を倒す>
 
この場所、横綱白鵬は62連勝を達成して、福岡にのり込
んできた。しかし、2日目前頭筆頭の稀勢の里の攻めに
土俵を割って63連勝でストップした。しかし、白鵬は連勝
が止まっても、勝ち続けた。当時は白鵬の一人横綱時代
だった。優勝争いは1敗で白鵬、大関把瑠都、大関魁皇、
前頭9枚目の豊ノ島が並んで終盤にはいった。豊ノ島の
1敗は3日目の旭天鵬戦によるものであった。
把瑠都戦A
<平幕豊ノ島、把瑠都から勝利>
 
12日目、把瑠都と豊ノ島が直接対決。この一番で体力で
優る把瑠都が攻めるが、付き膝気味の負け方をきっした。
決まり手は下手ひねりである。14日目は2敗の魁皇にあ
てられた。なんとこれももろ差しから肩すかしで突破した。
14日目を終わり、優勝は1敗の白鵬と豊ノ島にしぼられた。
魁皇戦A
<豊ノ島、魁皇を撃破>
 
千秋楽、白鵬は大関琴欧洲との対戦だが、琴欧洲は不調
だった。それなら千秋楽は白鵬対豊ノ島戦の直接対決が
妥当である。と当時筆者は主張していたが、ついに実現
しなかった。千秋楽、豊ノ島が稀勢の里に押し込まれた
が、東土俵で逆転の突き落とし。白鵬は琴欧洲を立ち合
いに左上手を取るやすぐさま上手投げ。両者1敗のまま
優勝決定戦へもつれこんだ。
稀勢の里戦A
<豊ノ島、ねばって稀勢の里に逆転勝ち>
 
優勝決定戦、白鵬は巡業で豊ノ島相手に三番稽古をして
いるだけに手の内を知り尽くしているせいか落ち着いて
いた。立ち合い白鵬はふところに豊ノ島をとびこませない。
組めない豊ノ島は白鵬の右を両腕で抱えこむが、白鵬
左上手を取って出すと、豊ノ島は後ろ向きに。勝負はここ
で決まった。送り倒し。平幕豊ノ島優勝は惜しくもなかった
が、14勝1敗の堂々たる成績で、敢闘賞と技能賞を受賞
した。豊ノ島は把瑠都・鶴竜・魁皇・稀勢の里と上位戦を
全勝で乗り切ったのは見事だった。
白鵬戦A
<豊ノ島、優勝決定戦で白鵬に敗れる>

 2月、新たなテーマで書いていきます。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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