大相撲

2015年大相撲10大ニュース 8位7位

2015年12月15日

■8位嘉風横綱・大関食いで大活躍

今年の嘉風は一月場所から七月場所まで幕内中位以下
であった。すなわち横綱・大関との対戦はなかった。九月
場所、突如白鵬・鶴竜の両横綱、琴奨菊・豪栄道の大関
を倒し、11勝4敗と好成績をあげて殊勲賞と技能賞を
獲得した。同時に3横綱から金星をあげたことになる。
速い動きで相手を乱しながらの攻めが功を奏した。逆に、
対戦祖手にとってはなんともやりにくい相手になってき
た。
150915三日目幕内 1088
<嘉風、鶴竜を撃破 九月場所3日目>
 
勢いは止まらず、十一月場所でも横綱鶴竜、大関稀勢の
里・豪栄道を倒し、技能賞を受賞した。該当なしが目立つ
技能賞の連続受賞は平成24年の七月場所・九月場所の
妙義龍以来である。横綱・大関とのフル対戦は2場所に
すぎないが、相撲内容のよさ・印象の強さが光る。嘉風
対横綱・大関戦はどうなるという期待と楽しみがもてる
存在へと大飛躍した。

A氏が4位にS氏が7位にI氏が8位にあげている。

■7位鶴竜9場所目で悲願の横綱初優勝

9勝、11勝、11勝、12勝、10勝、0勝1敗14休、全休、12
勝。これが鶴竜横綱昇進以降の成績である。優勝はない。
横綱初優勝は照国が18場所目、千代の山が13場所目、
朝潮・柏戸が12場所目、鏡里が11場所目、それに鶴竜が
8場所で続いていた。もっとも実質地位化した横綱である
常陸山以降優勝がない横綱が、双羽黒など9人もいる。
鶴竜はどこまで記録を伸ばすのか、あるいは優勝なしの
横綱で終わるのか。鶴竜ファンをやきもきさせた。
150927千秋楽表彰 651
<横綱初優勝を達成した鶴竜 左は旗手青狼>
 
九月場所、日馬富士・白鵬が休場して鶴竜は一人横綱だ
った。それでも勢いのある新しい力大関照ノ富士が全勝
で走り、一時は2差つけられた。しかし、照ノ富士が失速
し、逆に千秋楽は1差をつけて迎えた。2敗鶴竜対3敗照
ノ富士の直接対決は、本割では照ノ富士が圧倒して優勝
決定戦になった。だが、優勝決定戦は鶴竜がうまさを発
揮して出し投げで悲願の横綱初優勝を達成した。

M氏が4位にI氏が6位にH氏が7位にあげている。

いつもご愛読ありがとうございます
下部2カ所をクリックして応援してただければ幸いです
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑     

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲
-,

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.