鶴竜が妙義龍にいいところなく、あっさり負けた。嘉風、
妙義龍は優勝した先場所でさえ負けている。それが今場
所も繰り返されるとは横綱の堪えられない軽さを感じず
にはいられない。大相撲には鶴竜の法則がある。横綱が
同じ対戦相手に負けるなんとも情けない法則である。
照ノ富士は栃ノ心に力なく負けした。やってやるという
闘志はまるで感じられない。必死さもない。照ノ富士は
横綱になれる唯一の大関である。しかし、今の照ノ富士
にとって横綱ははるかかなたにある。今は足元をしっか
り地固めすることが不可欠である。今場所は、下手をし
たら1ケタ勝利で終わる恐れさえある。もろい負け方の
照
<栃ノ心に寄り切られる照ノ富士>
ほかの横綱大関はどうか。休場明け日馬富士はまだまだ
不安定である。琴将菊は豊ノ島相手に紙一重の勝利であ
った。稀勢の里は期待を何度も裏切ってきた歴史がある。
こうみてくると、白鵬の存在がいかに大きいかわかる。
白鵬がいない大相撲は混沌としている。混沌を面白いと
受け取る相撲ファンがいるかもしれないが、そんな方で
も100メートル競争で10秒台や11秒台の優勝は見たくは
ないだろう。
ないだろう。
今場所はまだ序盤戦が終わったばかりである。白鵬以外
の横綱・大関陣のいっそうの奮起がないと、ひところい
われた「1強多弱」が復活しかねない。
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