大相撲

■初 13日目併走に戻った賜杯のゆくえ

2016年1月22日

優勝戦線に変化あり。3横綱を撃破した琴奨菊が、豊ノ
島によもやの黒星。ここまで完璧な相撲が一転してころ
がる琴奨菊と化した。この相撲内容は想像できなかった。
確かに豊ノ島は立ち合いからもろ差しを狙ったり、俊敏
で、動きで撹乱したりする面はもっている。油断できな
い存在である。本体なら他の横綱・大関同様、逸ノ城に
当たっていたらこんなハプニングはなかったかもしれな
い。これは琴奨菊の不運か。
160122十三日目幕内 717
160122十三日目幕内 718
10年ぶりの日本出身の日本人力士の優勝へとわきたった
11日目、12日目だったのが、13日目は1敗で白鵬と併走
するカタチになった。それでは今後2日間は、どう展開する
か。白鵬の対戦相手は稀勢の里と日馬富士である。追い
ついた白鵬がむざむざと星を落とすことは考えられない。
となると白鵬の最終成績は14勝1敗の可能性が出てきた。

これに対し、琴奨菊は栃煌山と豪栄道が対戦相手である。
栃煌山は奇襲を仕掛けるタイプではない。ただ、琴奨菊
が13日目の敗北を引きずっていれば危ない。すでに負け
越した豪栄道は相撲内容が弱弱しい。油断はできないが、
14勝1敗の可能性が出てきた。

優勝決定戦になった場合、再度琴奨菊対白鵬の再激突に
なる。その場合白鵬は前回の敗戦で学んだ張り指しを封
印し、右四つに組みとめる立ち合いに修正してくる。琴奨
菊は左四つでがぶりたい。右四つになるか左四つで優勝
のゆくえは決まる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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