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大相撲
松鳳山の今後
五月場所、十両のべテラン松鳳山が東12枚目で3勝12敗と大敗した。これまで10年5場所連続、通算68場所維持してきた関取の座を明け渡すことになった。来場所の幕下降格は必至である。それだけに去就が注目された。「体と相談しながらゆっくり考えます」と... -
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期待の星北青鵬と熱海富士
十両はこれまで元幕内か長期十両滞在組のイメージが強かった。そこへ登場したのが北青鵬であり、熱海富士である。二人がどれほどすごいのか。下記の表をご覧いただきたい。 北青鵬が十両昇進まで部屋ごと休場を除くと6場所で十両入りしている。熱海富士は... -
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横綱優勝次点番付
高校野球には春・夏の大会の準優勝表彰はあるが、大相撲の表彰は優勝者だけである。かつて相撲専門誌の読者欄で大相撲の準優勝の表彰を提唱した意見があった。一方で初代若乃花の二子山は「それをすると甘くなっちゃうから」と言っていた。優勝力士は覚え... -
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3大関の総合力
五月場所の3大関の成績は悲惨な結果だった。貴景勝8勝、御嶽海6勝、正代5勝だから歴史的大関弱体の場所だった。今年(2022年)の2月、大関の総合力を発表した。それは大関勝率、大関出場率、大関勝利2ケタ率、大関負け越し率(マイナスポイント)を... -
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錦戸部屋の行く末
極芯道が五月場所限りで引退した。最後の場所は幕下55枚目で全休だった。極芯道は元十両だが、1場所なので印象は薄いかもしれない。それも今から3年半前の2018年十一月場所だから覚えていなくても無理はない。 2020年七月場所中に阿炎が師匠の指示で休場... -
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照ノ富士の横綱記録
五月場所はなんとか12勝にたどりついた照ノ富士。同時に7回目の優勝を成し遂げた。7回目の優勝は鶴竜を抜いたことになる。優勝回数自体は11回以上しないとベスト10に入らないが、大関が弱体化しているのでチャンスではある。五月場所で照ノ富士は横綱5... -
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安美錦引退大相撲レポート
安美錦の引退大相撲、実は2年前に実施されるはずだった。それがコロナ禍でのびのびになっていた。その間チケットのキャンセルもあった。また、今回の開催にあたり、チケットを発行し直すというといことがあった。この間の関係者の苦労大変なものであった... -
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豊ノ島引退大相撲レポート
5月28日暑い日、豊ノ島引退大相撲を迎えた。開場は10時15分、開演は11時半であった。開場から開演まで時間差がかなりある。筆者が国技館に到着したのは10時23分ごろであった。エントランス入り口前には豊ノ島が後援者らを出迎えていた。エントランスには... -
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2022年5月 十両めぐる幕下の戦い 下
2022年五月場所7日目終了時点で十両を狙える有力候補は以下であった。 千代の海2-2 1 西川2-2北青鵬3-1 2 千代栄3-1 3 4 5 金峰山3-1 欧勝馬4-0 8 <欧勝馬> 対戦済みは次である。○... -
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3場所経過した2022年年間最多勝レース
五月場所が終了したことで今年の場所も半分 が消化した。昨年は照ノ富士が断然トップの77勝で年間最多勝に輝いた。今年の年間最多勝レースはどのように展開しているのだろうか、調査してみた。それが以下である。単なる数字の比較ではなく、横綱・大関の... -
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2022年5月 十両めぐる幕下の戦い 上
十両が狙える幕下上位に兵(つわもの)がそろった。幕下は東筆頭に十両復帰を目指す先場所惜しくも幕下優勝を逃した千代の海。西筆頭に一月場所幕下優勝の西川。西川は元豪栄道の武隈部屋所属である。東2枚目に部屋ごと休場1場所を含み、7場所で十両に... -
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成績重視制ランキング
将棋の名人制はA級をはじめB1・B2・C1・C2と各クラスに分かれている。A級は10人のリーグ戦で最高成績者が名人に挑戦できる。A級の順位は名人戦敗退者が1位、以下成績順に2位から8位までが決定する。最下位と9位がB1組に降格する。B2・... -
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2022年五月場所総評
★五月場所の人気はマス席SとAが4人マスに、ボックス席・イス席が全使用に変わった。お茶屋の出方さんが戻ってきた。酒は一人1本までで館内もの限定でよいとされた。軽食は黙食という条件つきでOKとなった。そうした状況下で2階イス席は土日以外とに... -
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■22夏千秋楽 終わってみれば横綱の優勝
千秋楽を迎え、3敗は2人。照ノ富士と隆の勝が優勝のトップに立った。優勝は照ノ富士か隆の勝か。優勝決定戦はあるのか。12勝優勝ならほしいところである。 各段の優勝決定戦が5番あった。そのせいか進行は早い。隆の勝は千秋楽に限って前半に登場した。... -
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■22夏14日目 3敗力士3者3様
優勝戦線トップに立つ3敗力士。最初に登場したのは隆の勝だった。対戦相手は2ケタ勝利を目指す霧馬山である。相撲は意外な展開となった。両者当たりあって隆の勝出るも四つ気味になって探りあい。霧馬山が強引な外掛けにいくが、そこを隆の勝がすかさず... -
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■22夏13日目 2敗消え優勝ラインは3敗か
13日目は各段の6戦全勝同士が激突する日である。序二段では琴勝峰の実弟琴手計が7戦全勝として優勝決定戦に進むことになった。幕下では学生横綱のタイトルを引き下げて入門した欧勝馬が7戦全勝優勝した。元琴欧洲の鳴戸部屋から初の関取誕生である。 単... -
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■22夏12日目 隆の勝対一山本の取組に一考
12日目、2敗隆の勝と3敗一山本の一番があった。この取組が組まれたのは10日目終了時点である。このとき一山本は2敗であった。だから2敗同士のサバイバルマッチならこの一番は意味があった。ところが一山本は11日目に負けて3敗となってしまった。3敗... -
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■22夏11日目 眼力・迫力、まるで違った照ノ富士
照ノ富士は今場所ことごとく突っ張り・突き押し相撲に抵抗なく敗れてきた。大栄翔・玉鷲・隆の勝にいいように取られた。それだけに同タイプの阿炎に不安を感じても不思議ではなかった。 ところが、実際の相撲は違った。阿炎の突きをものともせずに踏み込ん... -
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■22夏10日目 大相撲をつまらなくしている元凶
横綱・大関陣でかろうじて優勝圏内にいる力士は、照ノ富士一人である。その照ノ富士も3敗とこれ以上負けられないところまで追い詰められている。この日は豊昇龍との3敗対戦であった。だが、相撲は右四つ。これでは調子がもうひとつとはいえ、照ノ富士の... -
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■22夏9日目 上位2敗組に明暗
阿武咲休場のあおりで翔猿が繰上げで照ノ富士と対戦した。翔猿が活躍したのは2020年九月場所、新入幕のときである。関脇正代と優勝を争い、千秋楽正代をあわやのところまで追い込んだ。 そのときの勢いはないが、照ノ富士が万全でないとみるやかく乱相撲で... -
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■22夏8日目 強者なき力士群
結びの一番、2敗照ノ富士の対戦相手は圧力相撲の隆の勝。目下照ノ富士が6連勝中。ところが相撲は隆の勝が突きおこして出ると向こう正面土俵で照ノ富士は足を踏み出しながらの突き落とし。まったく意味がない。あっさり負けて5勝3敗となった。 <照ノ富... -
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■22夏7日目 上位2敗組で優勝争い?
6日目の玉鷲戦の敗北のショックからか、照ノ富士は遠藤に二本差され上体がおき、危うかった。小手投げでしのいで肩すかしにきた遠藤を圧倒した。照ノ富士本来の右四つの相撲ではなかったが、粘って耐えて勝機を見出したのはせめてもの救いであった。 <耐... -
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■22夏6日目 天敵を克服できない横綱
この日、照ノ富士は連敗中の玉鷲との対戦であった。3度目の正直で照ノ富士が勝つか。それとも2度あることは3度あるになるのか。答は後者だった。それも玉鷲が思い切って突っ張ると照ノ富士は何もできずに後退。あっさり東土俵を割った。これまでと同じ... -
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■22夏5日目 序盤戦のお寒い現実
初日こそ1敗したものの照ノ富士は調子をあげてきた。北勝富士相手ではまさかの線は考えられなかった。何の心配もよぎらなかった。相撲は圧力で圧倒した。不安をいだくとしたらやはり突き押し相撲である。玉鷲・阿炎戦になる。玉鷲には連敗中である。 <照... -
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■22夏4日目 横綱・大関白星の中の気になる点
4日目のメインイベントは横綱照ノ富士対大関戦3勝の琴ノ若戦であるのは当然である。だが、琴ノ若にはまだ照ノ富士を脅かす要素が少ない。四つ相撲ではまだ勝負にならない。と思ったらその四つになった。それも照ノ富士得意の右四つにである。 照ノ富士は... -
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■22夏3日目 下がる一方の大関の値打ち
前日1敗した若隆景は遠藤相手に攻め勝って、上手出し投げでしとめた。若隆景のうまさが光った一番となった。横綱照ノ富士は霧馬山相手に抱え込みに出た。霧馬山くい下がるも照ノ富士まわしをひきつけ、最後切り返しで決めた。 <若隆景、遠藤を上手出し投... -
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■22夏2日目 負けなしの相手に痛恨の1敗
帰りは雨となった2日目。五月場所は例年より雨が多くなりそうである。 先場所12勝の若隆景の2日目の対戦相手はこれまで5連勝と負けなしの玉鷲である。しかし、勝っているほうは、今度は負けるのではという心理が働くことがある。やはり、勝負はやってみ... -
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■22夏初日 照ノ富士から消えた粘力
五月場所、大相撲の景色が変わった。まず、検温が目立たなくなった。次にお茶屋さんが復活した。出方さんが行き来するようになった。酒もいいようで飲んでいる方を見かけた。軽食なら黙食でいいようである。それでいて声援はだめで、消毒・マスクは従来通... -
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2022年五月場所直前考
今年のゴールデン・ウィークは特に制限がなく、久々に人があふれ、渋滞が見られた。コロナ禍で足が遠のいた大相撲ファンは戻ってくるのか。1階席は土日売り切れ、9日目、10日目以外は残りわずかである。経験則だと飛行機の座席の残りわずかとは異なるよ... -
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2022年5月横綱・大関に挑む11人のサムライ
横綱・大関に挑むサムライは11人である。東前頭筆頭逸ノ城は新型コロナウイルス感染で休場である。そのため阿武咲を繰り上げた。また、西前頭筆頭高安は元大関のプライドによって挑戦者からはずしている。11人のサムライのここ1年の横綱・大関戦及び上位... -
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照ノ富士の横綱の限界は何歳か
照ノ富士が合同稽古に参加した。意欲の表れか部屋以外の力士で気分を切りかえたかったのか。今年に入って優勝がないだけに五月場所は大事な場所になる。照ノ富士は昨年(2021年)11月末30歳になった。三月場所、途中休場があった。横綱初休場であった。そ... -
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あるのか御嶽海の優勝争い
五月場所、御嶽海は番付上ナンバー2になる。五月場所の御嶽海は期待できるのだろうか。三月場所の御嶽海は11勝4敗と数字だけ見ると合格のように見える。しかし、つぶさに検討すると物足りない御嶽海が浮かびあがってくる。 まず横綱休場でありながら千秋... -
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若隆景の地力を考察
三月場所の若隆景の優勝はまさに予期せぬ出来事であった。新関脇の優勝は双葉山以来といっても双葉山は全勝優勝だし、69連勝へスタートしていた。中身が違いすぎるので双葉山を引き合いにだされても困惑してしまう。若隆景は今まで上位では10勝5敗が最高... -
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令和新十両・再十両事情
五月場所は予想に反して新十両・再十両があわせて2人だった。十両から落ちてもおかしくない力士が4人いたが、幕下力士と逆転せずという判断によるものと思われる。 <新十両栃丸> 戦後まもなく、昭和20年秋場所から昭和23年夏場所までは新十両だけで5... -
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2022年5月相撲部屋勢力
力士の育成は相撲部屋とともにある。そこは鍛錬の場であり、生活の場でもある。相撲部屋の目標は強い力士を一人でも多く育てることにある。そこで五月場所の番付をもとに相撲部屋の勢力分布を表にしてみた。 <名門出羽海部屋> 幕内は横綱・大関との対戦... -
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三賞の4連続以上の受賞4
引き続き4連続三賞受賞者をみていこう。 ■保志 6連続受賞保志は昭和58年九月場所、20歳で入幕した。相撲は突き押しを中心とした。入幕3場所目で小結、なおかつ上位に定着した。入幕9場所目からは関脇・小結に定着するようになった。若さあふれるスピ... -
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横綱初休場の翌場所の成績
三月場所は、思いがけず横綱照ノ富士が休場した。横綱になって4場所目の初休場であった。一人横綱であり、場所前の優勝候補として欠かせない存在であった。これまで両膝の心配はあったが、のりこえてきた。それが三月場所は後退するともたなかった。もっ... -
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豊昇龍の今後
三月場所、豊昇龍は新小結であった。これは前の場所で、上位で勝ち越しによる昇進ではなかった。幕内中位での11勝4敗という大勝ちによるものである。それだけにどういう結果を残すか気になっていた。千秋楽、優勝圏内の3敗琴ノ若に勝って勝ち越した。小... -
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関脇以下の優勝争い6
引き続き千秋楽を迎えて優勝圏内が関脇以下の場所をみていこう。 平成30年一月場所、横綱白鵬・稀勢の里は休場。横綱鶴竜、大関豪栄道・高安が出場。そんななか、前頭3枚目の栃ノ心が初日から6連勝。7日目、鶴竜に敗れたもののその後も連勝。10連勝して... -
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令和消えた一番
さる三月場所は大関正代対大関御嶽海戦がなかった。それだけではない。大関正代対関脇阿炎戦、大関貴景勝対関脇阿炎戦もなかった。その背景には幕内中位の高安、琴ノ若が勝ちあがってきたことである。それだけではない。止め役の大関が負けてしまったこと... -
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2022年五月場所番付の視点
五月場所の番付が発表された。御嶽海が初めて大関のトップに位置した。 関脇・小結は若隆景、阿炎、豊昇龍の3力士が勝ち越したため、空き枠が1つしかなかった。だが、高安、逸ノ城、霧馬山、琴ノ若、大栄翔と候補者は目白押しである。結局東前頭筆頭で8... -
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三賞の4連続以上の受賞3
ここまで7人の4連続三賞受賞者をとりあげ、今回の4人をみると法則性が見えてきた。それは将来横綱・大関になった者が多いことである。 ■千代の富士 5連続受賞千代の富士は脱臼癖がつきまとっていた。そのうえ取り口に投げが多いため、なかなか出世で... -
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朝乃山の復帰
朝乃山が土俵から姿を見せなくなって久しい。厳密には2021年五月場所の12日目からである。きたる五初場所まで出場停止が続くから1年以上になるわけである。 朝乃山が出場停止になった理由は以下である。・コロナ禍での外出禁止期間に何度もキャバクラに通... -
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関脇以下の優勝争い5
千秋楽を迎えて優勝圏内が関脇以下の場所をみていこう。 平成4年、弟貴花田が2回優勝を達成した。兄若花田が存在感を示したのが平成5年三月場所であった。小結若花田は3日目大関小錦を倒して7連勝。8日目こそ1敗したものの、勢いは止まらず12日目同... -
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三賞の4連続以上の受賞2
引き続き三賞の4連続以上の受賞力士をピックアップしていこう。 ■貴ノ花 4連続受賞2回横綱若乃花の弟として注目された角界のプリンス貴乃花。彼は期待に応えて三賞の常連になった。4連続受賞を2回にわたり成し遂げている。 1回目は昭和46年三月場所... -
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15日間興行
格闘技は柔道やレスリングのように組むか、ボクシングや空手のように離れて戦うかであった。ところが、相撲は両方の要素があると指摘してきた。今度は別の面から大相撲の特徴をピックアップさせてみよう。 <初日賜杯の返還、千秋楽三役揃いぶみの定例行事... -
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関脇以下の優勝争い4
昭和59年九月場所は蔵前国技館最後の興業となった。3横綱、4大関と番付は豪華だが、優勝を争ったのは平幕の小錦と多賀竜であった。千秋楽を迎え、1敗は多賀竜、2敗が小錦であった。横綱・大関は以下の成績だった。 <多賀竜> 北の湖 途中休場隆の里... -
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三賞の4連続以上の受賞1
三賞は終戦の翌年、昭和21年に大相撲の人気回復策として報道陣の提案で誕生した。優勝ができる力士は限られているだけに、三賞はファンに新しい関心事として歓迎された。 三賞が施行されたのは昭和22年秋場所からである。今回のテーマは三賞の4連続以上の... -
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令和幕内・十両休場事情
三月場所は令和に入って17場所目だった。この場所は幕内・十両の休場力士が3人と最少タイ記録となった。これは昨年の十一月場所と並んだわけである。不戦敗を含み、休場日数は昨年十一月場所33に対し、今年の三月場所は22と上回った。 <三月場所の案内>... -
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関脇以下の優勝争い3
昭和50年七月場所、横綱輪島全休、大関貴ノ花途中休場。残った横綱北の湖、大関魁傑は大不調の場所となった。 そんな中で浮上したのが前頭筆頭の金剛と平幕中位の青葉城であった。このときはともに二所ノ関の部屋であったため直接の対戦はなかった。千秋楽... -
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2022年五月場所チケット事情
2022年五月場所のチケットが4月9日一般発売されてから一週間経った。大幅な変更は通常マス席S・マス席Aが定員4名になったことである。これは変形同マス席でも定員となる。また、ボックス席も定員4ないし5名となる。2階イス席は全席使用である。 購... -
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相撲部屋最新事情
相撲部屋の栄枯盛衰はこの世の常であるが、定年とともに終わりを迎える部屋がある。三月場所はかつての尾車(元琴風)部屋の力士の所属が2通りの場内紹介に変わった。これは尾車親方が定年を前にして、三月場所の大阪宿舎のメドがたたないため、早めに部... -
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関脇以下の優勝争い2
引き続き関脇以下の優勝争いをみていこう。昭和47年三月場所、千秋楽を迎えて関脇長谷川は3敗、平幕魁傑も3敗であった。昭和47年の最初の4場所は一人横綱北の富士が不調、大関琴櫻・清國・前の山・大麒麟はあてにならない存在だった。混乱のなかで突如... -
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令和新入幕事情
令和に入って17場所が経過した。令和3年、新入幕が2人で極端に少なかったとこれまで書いてきた。だが令和そのものが、新入幕力士が少ないのであった。令和17場所で新入幕が13人である。その内訳は2人が2場所、1人が9場所、0人が6場所である。 <豊... -
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大相撲通常開催の意味
五月場所のチケットが9日発売された。五月場所からマス席S・マス席Aは端など特別な区域以外は4人マスとなる。ボックス席も従来通り4人または5人となる。 たまり席は以前からフル使用であった。イス席は間隔を開けずにフルに使用する。イス席フル使用... -
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関脇以下の優勝争い1
三月場所は関脇若隆景、平幕高安・琴ノ若の優勝争いになった。横綱・大関は何をしていたのか。横綱照ノ富士は途中休場、大関正代は9勝、貴景勝は8勝に終わり、御嶽海は4敗して優勝圏外だった。 <若隆景> ここでいう優勝争いとは千秋楽を迎え、優勝圏... -
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大麒麟と酷似する高安
14日目正代、千秋楽阿炎、優勝決定戦若隆景と3連敗し、優勝をのがした高安。優勝のチャンスを土壇場でものにできなかった。実はこれが初めてではない。これで3度目である。 <三月場所優勝決定戦 高安、若隆景に敗れる> 前回は2021年三月場所であった... -
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阿炎の上位戦を分析
三月場所の見どころの1つに関脇に上がった阿炎の戦いぶりがあった。幕内に復帰しての2場所は12勝、12勝と大活躍した。横綱・大関戦もあった。 ただ、これらはあくまでも幕内下位、中位での成績だった。横綱・大関戦も部分対戦だった。三月場所は連日上位... -
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揺れた三月場所大相撲中継
三月場所は関脇、平幕の優勝争いという予想がつかない展開となった。それは大相撲中継にもいえることだった。BSは13時から始まり、土日・祝日はBS102、平日はBS101というのが通例だった。三月場所の放送は以下となった。 初日 BS~15時30分 総合左... -
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横綱審議委員会の存在意義って何
綱審議委員会のメンバーに池坊保子氏と俳優の紺野美沙子氏が加わることになった。メディアでは女性という点が協調されていたが、特別こだわらないほうがいい。 ただ、これまで横綱審議委員会というと有名人・社会的地位のある方で占められてきた経緯がある... -
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危惧される年間最多勝
昨年は照ノ富士が77勝13敗とハイベネルな数字で年間最多勝に輝いた。優勝は4回だった。それまで低レベルな年間最多勝が続いた。 2017年 白鵬56勝9敗25休2018年 栃ノ心59勝23敗8休2019年 朝乃山55勝35敗2020年 貴景勝51勝21敗3休 年5場所 <照ノ... -
大相撲
関脇優勝をめぐる記録
三月場所は予想外の展開となって関脇若隆景が初優勝した。大正15年始まった優勝制度以降では32例目であり、28人目であった。若隆景は関脇1場所目であり、その前は8勝7敗、9勝6敗であり、大関昇進とはいかなかった。 <三月場所関脇優勝した若隆景> ... -
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優勝若隆景の相撲内容を採点 下
8日目までを32.5点の相撲内容となった若隆景。引き続き9日目からの8番の相撲内容を採点してみる。 9日目 逸ノ城若隆景左へ動くも逸ノ城かまわず白房下土俵へ攻め込む。若隆景右が入って頭をつける。逸ノ城小手をかかえるも若隆景くいさがる体勢となる... -
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優勝若隆景の相撲内容を採点 上
三月場所の若隆景はうまさに速攻が加わった。またパワー相撲に一気にもっていかれることが減り、長足の進歩を遂げた。その結果予想を超えて優勝した。その相撲内容を改めて採点してみた。採点基準は若隆景がどのくらい自分の力を発揮したかである。採点法... -
大相撲
横綱の初休場番付
三月場所、照ノ富士は横綱で初休場をした。横綱4場所目の6日目であった。4場所目というといかにも早い感じがするが、実際はどうなのか。 そこで戦後場所数が増えた時代からの横綱の初休場を番付にしてみた。横綱の代では前田山から照ノ富士までである。... -
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3大関の大関優勝率
三月場所の優勝争いは面白かったという声が多い。しかし、優勝争いをしたのは関脇若隆景であり、平幕高安・琴ノ若であった。大関は3人いたが、誰も優勝にからめなかった。横綱照ノ富士が途中休場したにもかかわらず。 <貴景勝> 大関は協会の看板であり... -
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2022年三月場所十両を目指す幕下の戦い
幕下の上位は十両を狙える地位である。だがお互いに星をつぶし合うのだから、上位全員が勝ち上がることはない。相撲は7番しかないのだからそこでは熱い戦いが繰り広げられる。 先場所惜しくも十両昇進がならなかった栃丸は西筆頭に位置した。同じ春日野(... -
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番付の矛盾
三月場所照ノ富士が途中休場したことがあって関脇以下の横綱・大関対戦数は以下となった。後の数字は関脇以下の成績+横綱・大関勝利数である。 若隆景 3番 12勝1敗阿炎 1番(御嶽海戦のみ)8勝6敗隆の勝 2番 4勝10敗豊昇龍 4番 8勝4敗... -
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2022年三月場所総評
★2019年以来久々に戻ってきた大阪場所だが。ファンは待ち望んだが、コロナ禍ではまだまだ人気回復まではいっていない。大阪場所は常に15日間最初の取組から結びまですべて観戦する友人がいる。その彼にしても通常開催を待つという。酒、弁当、声援が御法度... -
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■22春千秋楽 大波乱のなか若隆景が初優勝
優勝争いは2敗若隆景・高安、3敗琴ノ若という思いもよらぬ面々で千秋楽を迎えた。ところが、千秋楽は波乱の連続となった。 まず、琴ノ若対7勝7敗の新小結豊昇龍戦から始まった。激しい攻防の中、豊昇龍の鋭い下手出し投げが瞬時に決まった。スピード・... -
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■22春14日目 見応え十分!必死の力の激突
1勝5敗からの6連勝。正代必死の土俵が続く。13日目は琴ノ若に負け7勝6敗となるも勝ち越しまであと1勝と迫った。だが、今日14日目に負けると7勝7敗と追い詰められる。連敗中は魂ここにあらずのような負け方だった。だが、気迫がともなってようやく... -
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■22春13日目 貴の押しをもちこたえた高安が単独トップ
本日は最初の一番から観戦した。琴勝峰の弟、6勝の琴手計が序ノ口ながら序二段5勝1敗力士と対戦した。圧勝だった。同じ佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)部屋の序ノ口のモンゴル力士琴拳龍も6勝で序二段5勝1敗力士と対戦した。こちらも問題にしないほどの強さで... -
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■22春12日目 意気込みが失われた御嶽海
1敗高安と2敗大関御嶽海が結びの一番で対戦した。しかし、御嶽海には大関の責任からほかに優勝は渡せないとか、確率の低い新大関優勝をやってやる、という意気込みは感じられなかった。だからいやな予感がした。高安戦にかける闘志がないということは負... -
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■22春11日目 若隆景の予想を超える急成長
11日目、優勝争いをする者同士の対戦が実現した。全勝高安対1敗若隆景戦である。高安の昨日の豊昇龍戦は上位戦手始めであった。残りの日数が少ないからいきなり若隆景戦でもおかしくなかった。 しかも、この一番若隆景が有利とはいい切れなかった。高安は... -
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■22春10日目 思いもよらぬ展開となった優勝争い
雨プラス底冷えの大阪。蔵前国技館に冷暖房設備がなかった時代、時の時津風(元双葉山)理事長は「熱戦で温まってくれ」と語った。10日目は熱戦で温まったのだろうか。 1敗で優勝圏内の大関御嶽海が北勝富士にあっけなく負けた。北勝富士の真っ向からの寄... -
大相撲
■22春9日目 優勝戦線上位2敗組が後退
優勝戦戦に変化があった。2敗阿炎は突いて出てはたく癖が抜けない。これでまた自滅で負けた。相手は必ずしも好調といえない宝富士であった。かつて竜虎という力士が思い切って突っ張ってはたいた相撲を取った。これがよく決まった。この竜虎の戦法を「あ... -
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■22春8日目 明暗を分けた上位クラス
8日目を終えて上位の明暗がはっきりしてきた。優勝争いの1敗組御嶽海・若隆景は明である。大関御嶽海は小結豊昇龍をまったく問題にしなかった。新大関優勝はまれだが、ひょっとするとあるかもしれない。 <豊昇龍を寄せ付けず1敗を守った御嶽海> 2敗... -
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■22春7日目 高安の上位戦のタイミングを誤るな
場所が始まった当初関取休場は皆無だった。それがこの日千代の国が休場してたちまち3人となってしまった。結びの一番が正代ではなぜかすっきりしない。 1敗御嶽海は先場所不覚を取った阿武咲と対戦した。阿武咲は果敢の攻めて出たが、御嶽海はまわり込み... -
大相撲
■22春6日目 照ノ富士休場の波紋
大阪は朝から雨だった。気温も急激に冷え込んできた。天候の変化が虫の知らせになったわけではないが、この日から横綱照ノ富が休場した。土俵の上から最高峰がきえた。この穴は大きい。ほかの力士では埋まらない。 <2日目大栄翔に敗北> 照ノ富士は横綱... -
大相撲
■22春5日目 照ノ富士衰退が意味するモノ
この日全勝の御嶽海が霧馬山に負けて土がついた。波乱はそれだけでは済まなかった。結びの一番でも再びおこった。 <霧馬山に敗れた御嶽海> 照ノ富士にとって玉鷲戦は先場所のリベンジになるはずだった。ところが相撲は、先場所の再現をみるような展開に... -
大相撲
■22春4日目 番付ナンバー2が4連敗
4日目の役力士同士の対戦は大関御嶽海対小結隆の勝だけである。この一番先場所14目に組めたのに結局対戦なしの幻となってしまった。今場所は早々と実現した。御嶽海が4連敗後4連勝している。ともにパワー相撲だけにどっちが勝るかが勝負のカギである。 ... -
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■22春3日目照対宇良・貴対豊昇!微妙な勝負に揺れた日
幕内後半で微妙な勝負が二番あった。まず、貴景勝対豊昇龍戦である。貴景勝、一気に押して出るが、豊昇龍東土俵で右から投げにいった。だが、体が傾きながらなので豊昇龍が下かと思われた。だが貴景勝の体が飛んで足が土俵の外に先についた。カド番貴景勝... -
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■22春2日目 照ノ富士の序盤の鬼門となった大栄翔戦
幕下で思わぬ拍手がおこった。ウクライナ出身の獅司が登場したからである。ロシアの一方的なウクライナへの侵略で町は破壊されてきた。相撲は対戦相手の濱豊に攻め込まれたが、投げで逆転した。 幕内で波乱が起きるとしたら、結びの照ノ富士対大栄翔でない... -
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■22春初日 上位戦阿炎の動向 押しに迷いなし貴景勝
大阪に大相撲が帰ってきた。会場に着いたのは12時半であった。入場口は3つくらいに分かれていた。イス席は空けることなくフルに入れるせいか、幕内後半になっても空席が目立った。幸い十両以上に休場はいない。尾上(元濱ノ嶋)部屋が部屋ごと休場になっ... -
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2022年3月お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。大相撲においては足を使い、自分の目で確かめることを方針としています。大阪は相撲仲間が最も多い場所です。昨年、名古屋でその一人と偶然お会いした時は驚きました。この目で見た大阪場所... -
大相撲
2022年三月場所の視点
2019年以来の有観客による大阪開催である。人気はどうか。マス席は土日祝日、13日目は完売である。イス席は15日間購入できる。ただ、千秋楽はイスCが残りわずかである。大阪の相撲仲間の一人は通常開催になるまで観戦にいかないという。今の情勢だと、通... -
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2022年3月横綱・大関に挑む12人のサムライ
3人の横綱・大関に新たに御嶽海が加わった。まずは休場がないことを願わずにはいられない。上位に休場がなければ、横綱・大関の対戦圏内は4枚目の遠藤までである。 12人のサムライで、ここ1年上位でフルに横綱・大関と対戦した力士は4人いる。まず、新... -
大相撲
2022年三月場所御嶽海15番勝負 下
引き続き、御嶽海15番勝負をみていこう。 5(●●●●●〇)12照ノ富士先場所、御嶽海は気合がもう一つの照ノ富士を寄り切って優勝を決めた。それまでは7連敗していて、照ノ富士は立ちふさがる対戦相手であった。それも照ノ富士がはさみつけるような寄りにな... -
大相撲
2022年三月場所前幕内年齢番付
幕内年齢番付を作成した。引退、新入幕、再入幕で顔ぶれは一部変化した。20代は22人、30代は20人となった。30代をベテランとすると、幕内は半分近くがベテランということになる。29歳の御嶽海、北勝富士、宇良、翔猿は今年中に30歳を迎える。 最年少は再入... -
大相撲
次の大関は誰
次の大関は誰か。御嶽海が大関に昇進して、なるべき者はなってしまったという感じである。それに御嶽海と関脇以下の力士とは差がある状態だ。 それでは将来の大関候補として誰がピックアップされるのか。大関へのステップは関脇・小結定着から始まる。2021... -
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2022年三月場所御嶽海15番勝負 上
御嶽海が新大関で迎える大阪場所。先場所優勝しているだけに周囲の力士の御嶽海をみる目が違ってくる。御嶽海の対戦相手は上位に休場がなければ前頭4枚目の遠藤までである。御嶽海の15番勝負はどのように展開するのか想定してみた。成績は御嶽海からみて... -
大相撲
荒篤山の出世街道
荒篤山が入幕を果たした。苦節約12年というから大変な辛抱の相撲人生だった。荒篤山はいったいどのような出世街道を歩んできたのか。振り返ってみた。 <荒篤山> 荒篤山は本名を寺井ジャスパー ケネスという。出生地はフィリピンである。御嶽海や高安同様... -
大相撲
照ノ富士のリベンジ
大相撲本場所において、優勝候補をあげるとすれば照ノ富士一人しかいない。その照ノ富士は一月場所珍しく11勝で終わった。かかとをいためていた事情はあるにせよ、4敗もするとは予想できなかった。 <照ノ富士の土俵入り> 照ノ富士は非常に相撲が安定し... -
大相撲
数字でみる新大関
新大関御嶽海の稽古ぶりが伝えられた。場所後まもなく新型 コロナウイルスに感染して心配したが、回復したようである。ただ、稽古不足は否めない。あと10日でどこまで戻せる のか。本人はどうにかさせると言っているが。 <御嶽海> これまで新大関はどの... -
大相撲
立ち合いの妙
相撲ほど勝負時間が短い格闘技はない。ボクシングや剣道でもあっという間に勝負がつくことはまれである。短時間でもひいき力士が立つときは緊張が走る。朝青龍が現役のとき、日本に留学していた妹が、兄の取組をみてドキドキしたという。 格闘技は柔道やレ... -
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消えた横綱の相撲部屋5
花籠(元大ノ海)部屋から独立したのが元初代若乃花の二子山であった。龍虎が「自分も連れて行ってください」と嘆願したが、二子山は「それよりも早く強くなって花籠親方を安心させろ」と諭している。 <若乃花のブロマイド> 元初代若乃花の二子山は一代... -
大相撲
2022年三月場所番付を読み解く
コロナ禍が懸念されるなか、三月場所の番付が発表された。新大関御嶽海は負け越し大関正代・貴景勝の風下という第3の大関に立たされた。昭和22年秋場所から定着した系統別総あたり制。それから平成12年九月場所に及ぶ約52年10カ月の番付編成なら、成績本... -
大相撲
土俵の花
北の富士と玉の海が横綱のとき、次代のホープは角界のプリンス貴ノ花と蔵前の星輪島であった。貴輪は黄金カードであった時期があった。大関以降は地力に差がつき、輪島は横綱に昇進した。輪島が上に立ち、貴ノ花は差をつけられた。それでも人気は貴ノ花の... -
大相撲
勝てなくなった炎鵬
炎鵬が十両に落ちて久しい。2020年一月場所からになるので1年と1場所になる。十両で活躍しているかというとそうでもない。十両落ちしての成績は32勝43敗30休である。休場は新型コロナウイルスによる部屋ごと休場によるものである。十両落ち7場所のうち... -
大相撲
消えた横綱の相撲部屋4
伊勢ヶ濱部屋は清瀬川がのちに所属した楯山(元友響)部屋から部屋ごと譲りうけたときの名称である。この部屋を継いだのが元横綱照國であった。師匠存命中は荒磯部屋という名称だったが、のちに伊勢ケ濱部屋とした。大関清國はじめ関脇開隆山、小結黒瀬川...