大相撲

■24春7日目大の里に土!新入幕尊富士唯一の全勝

2勝4敗3連続金星を配給した照ノ富士がついに休
場した。今場所はやたらもろ差しになられ、なすす
べなく敗れた。この状態を続けるわけにはいかなか
った。しかし、照ノ富士は先場所の優勝者である。
こうも様変わりしてしまうとは。思い起こせば昨年
も優勝の翌場所は途中休場している。歴史は繰り返
されたことになる。昨年はその後全休が続いた。そ
れは今回繰り返してはいけない。出場に万全をつく
すべきである。

<照ノ富士7日目から休場>

●尊富士対湘南乃海
全勝尊富士と1敗湘南乃海が対戦した。湘南乃海の
1敗は佐田の海戦の敗戦である。相撲は、出足鋭く
左を差した尊富士が一気に寄り切った。尊富士の相
撲は迷いがない。自分がどうすれば最大の力を発揮
できるか知り尽くしている。

<尊富士、湘南乃海を寄り切る>

●大の里対阿武咲
同じ全勝といっても番付差が11枚半差あるせいか、
尊富士と共通の対戦相手はいない。大の里は阿武咲
相手に果敢に前に出て攻め立てた。阿武咲まわり込
むも大の里向こう正面土俵から白房下土俵へと追撃。
だがここで阿武咲の左が入った。すくい投げで大の
里は西土俵に飛び出した。大の里は惜敗した。この
あたりが相撲の難しさである。なお、8日目も大の
里対尊富士戦はない。

<大の里、阿武咲に不覚の1敗>

●大関豊昇龍対小結阿炎
大関戦は注目に値する一番がなく、しいてあげると
2敗豊昇対1敗阿炎になった。阿炎の突きにひるむ
ことなく、豊昇龍が前へ前へと攻め立て押し倒した。

<豊昇龍、1敗阿炎を倒す>

霧島以外の3大関は2敗だが、誰が抜け出すのか。
まるで予想は立たない。大関同士の星の潰し合いも
ある。優勝ラインは3敗になる可能性さえ出てきた。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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