大相撲

■24春14日目尊富士痛恨の2敗!優勝は千秋楽決着

貴景勝が8勝したとたん休場した。令和2年七月場
所以来2度目である。印象は良くないが、やむを得
ない面がある。情報通によるとケガの状態がよくな
く、勝ち越せば休場すると聞かされていた。このあ
たりが貴景勝の限界かもしれない。

<貴景勝休場>

1敗尊富士は朝乃山と対戦した。朝乃山はがっちり
右四つに組止めた。上手は取れず、かかえこんで出
ながら挟み込んで正面土俵に寄り切った。朝乃山は
工夫した取り口で快勝した。尊富士は痛恨の2敗と
なった。敗因は出足速攻の相撲が封じられたことで
ある。

<尊富士、朝乃山に敗れ2敗>

続いて登場した3敗力士が大の里である。対戦相手
は小結阿炎である。相撲は、阿炎が果敢に突き立て
て攻めた。だが、大の里がはたくと阿炎は大きく泳
いだ。大の里は3敗を守り、優勝は千秋楽決着とな
った。

<大の里、阿炎を下し3敗守る>

3敗豊昇龍は琴ノ若と対戦した。相撲は、豊昇龍が
強引な投げにいき過ぎた。琴ノ若はつぶすように寄
り倒した。豊昇龍はこのあたりが限界だったのか。
琴ノ若にしても前日4敗しているのだから話になら
ない。

<豊昇龍、琴ノ若に敗れ4敗>

結局大関から千秋楽まで優勝にからむ力士が誰一人
でなかった。横綱が休場してチャンスであるはずな
のに生かせない。大関が4人いても機能しないとな
れば存在価値がなくなる。大関は特別待遇を受けな
がら責任を果たせない。会社なら降格ものである。
今後大関には期待できないことが判明した大阪場所
であった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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