大相撲

■24春13日目 明暗を分けた3敗組

2024年3月22日

本日取組開始は11時15分だったが、30分前に館内に
はいった。大阪の知り合い達と日本酒を酌み交わし
ながら相撲談義。土俵の目撃者をよく読んでくださ
る読者に感激。三段目途中まで一緒に観戦した。元
幕下の千代大牙、元十両の栃丸を久々に見た。

1敗新入幕尊富士は関脇若元春と対戦した。しかし、
若元春は尊富士を止められなかった。出足速攻の寄
りで一方的な相撲になった。後続に2差をつけてい
るため、優勝までマジック1となった。

<尊富士、若元春を寄り切り1敗死守>

尊富士は14日目朝乃山戦となった。貴景勝ではなか
った。朝乃山はすでに勝ち越し、琴ノ若にも勝って
いる。朝乃山が思い切った相撲を取ると勝負の行方
はわからなくなる。なお参考までに紹介しておく。
先場所13勝2敗で十両優勝した尊富士は狼雅と北の
若に負けている。

3敗大の里は関脇大栄翔と対戦した。大栄翔が果敢
に攻めるも、体をかわされると土俵を飛び出してし
まった。大の里は3敗を死守して望みをつないだ。
大栄翔は負け越しとなった。これでは尊富士と組め
ない。

<大の里、大栄翔をかわす>

3敗琴ノ若は角番貴景勝と対戦した。貴景勝は7勝
のあと3連敗で足踏みしている。相撲は、琴ノ若が
まわしをとりながら、投げにいく。貴景勝がそこに
体を寄せて最後は送り出した。今場所の琴ノ若は信
用できない相撲が目につく。4敗となった。

<琴ノ若、貴景勝に不覚>

3敗同士の対戦豊昇龍対豪ノ山戦が結び前の一番で
実現した。豪ノ山勇んで前に出るも豊昇龍がすくい
投げで投げ捨てた。3敗生き残りは豊昇龍となった。

<3敗同士の一番を制した豊昇龍>

13日目の結果1敗尊富士、3敗豊昇龍・大の里と変
わった。尊富士有利のなか、新入幕優勝なるか。14
日目大阪は雨のようである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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