大相撲

■24春12日目尊富士連勝ストップ!それでも後続に2差

尊富士を止めるのは誰かが焦点になると書いた。残
りの対戦相手で最も可能性のある力士が大関豊昇龍
であった。また対戦があとになればなるほど研究で
きる。ただ、どういう相撲になるかはまったく予想
できない。ひょっとしたら豊昇龍の立ち合いの変化
があるかもしれないとよぎった。

<尊富士と豊昇龍の立ち合い>

相撲は、豊昇龍が張り差しにいった。尊富士かまわ
ず、下からおっつけながら出る。向こう正面に豊昇
龍が後退した。だが正対することはなかった。これ
が好結果を生んだ。豊昇龍が小手投げで尊富士を一
蹴した。尊富士の連勝がついにストップした。

<豊昇龍が小手投げで尊富士をストップ>

結びの一番で2敗大の里と3敗琴ノ若が対戦した。
この一番は先場所初対決で琴ノ若が圧勝している。
大の里のあたりを受けた琴ノ若がはでな小手投げで
ころがした。もう負けられない琴ノ若、意地の1勝
であった。

<琴ノ若が大の里を退ける>

この結果1敗尊富士となった。2敗がなくなり3敗
が豊昇龍、琴ノ若、大の里、豪ノ山となった。尊富
士は1敗したが、後続とは2差をついている。豊昇
龍、琴ノ若戦はこれからである。

13日目の取組は12日目の取組終了後に編成された。
これは混迷の時代にこそおおいにやっていただきた
い。大賛成である。13日目尊富士は関脇若元春が組
まれた。3敗同士豊昇龍と豪ノ山がぶつかる。3敗
同士の星のつぶし合いのなか優勝の行方はどうなる
のか。尊富士有利のなか場所は大詰めにきた。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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