48回目の大相撲トーナメント大会が国技館で開催さ
れた。いつも通り日曜となった。お客さんはそこそ
こ入った。ただ国技館に来る時間差はそうとうあっ
た。幕内が始まってだいぶたってきた方がいた。正
面マス席の立て通路内の3列はなぜか使用できない
ようになっていた。
1冊1500円のパンフレットに長蛇の列ができていた。
ただパンフレットだけなのではけるのは早かった。
霧島のインタビューが売り物のようだった。値段は
高く感じた。
十両のトーナメントは3力士が決勝に進出する。そ
こで巴戦をおこなう。巴戦は最短の2番で終わり、
千代翔馬が優勝した。賞金50万円を獲得した。
コロナのころは中止になっていたOB戦が行われた。
千代の国対石浦、栃煌山対徳勝龍の2番であった。
髷が3人もいる。石浦・千代の国は五月場所後に引
退相撲が行われる。
幕内トーナメントは横綱照ノ富士、大関貴景勝は早
々と敗退した。大関霧島は1勝して敗退した。琴ノ
若は準々決勝で敗れた。1横綱3大関はコマを進め
られなかった。
一人気を吐いたのが大関豊昇龍であった。ただ準々
決勝、準決勝で相手をかわしての決勝進出であった。
それは決勝の相手平戸海にまでおよんだ。勝ちにこ
だわったのは前回次点で終わったせいか。豊昇龍は
優勝賞金250万円獲得した。
トーナメント優勝は大阪場所へのはずみとなるか。
トーナメントと15日間の戦い方は異なる。トーナメ
ントは本場所ほどの迫力とはどうしてもいかない。
トーナメントは賞金獲得と割り切っていいのではな
いだろうか。