大相撲

新大関琴ノ若の強敵・要注意

三月場所、琴ノ若は新大関として登場する。新大関
はどこまでやるか。先輩大関貴景勝は途中休場、霧
島は6勝、豊昇龍は8勝で終わっている。けして期
待に応えたとはいいがたい実績である。勢いがある
時は誰でもよく見えるが、新大関の現実はそう簡単
ではない。

<琴ノ若>

琴ノ若は連合稽古で霧島と三番稽古をした。とニュ
ースで知った。勝敗より内容を重視したとコメント
していた。確かに稽古は勝敗ではない。いろいろ試
すこともある。体勢が不利になったらこらえること
は少ない。

琴ノ若に立ちふさがる最大の壁は照ノ富士である。
優勝決定戦を含め0勝7敗と1度も勝てない。先場
所は本割、優勝決定戦とももろざし狙いでいったが、
うまくいっていない。四つ身では照ノ富士に勝つの
は難しい。

<一月場所の本割照ノ富士戦>

先輩大関にも分が悪い。貴景勝には4勝6敗である。
もっともすべて大関戦であるから善戦しているとも
いえる。霧島には3勝8敗である。4連敗していた
が、先場所は久々に勝った。

豊昇龍には4勝10敗である。10連敗したが、現在3
連勝中である。先場所は千秋楽で対戦予定だったが、
豊昇龍の休場で実現しなかった。ほかに朝乃山に0
勝1敗である。朝乃山は実力者だけに三月場所の対
戦が楽しみである。

<一月場所の若元春戦で敗北>

要注意が3人いる。まず、若元春である。対戦成績
は5勝4敗である。さらに翔猿である。7勝6敗で
ある。上位に戻ってきた明生には6勝5敗である.

新大関の場所に躓くと勢いは失われる。琴ノ若にと
って三月場所は大事な土俵になる。不成績では琴櫻
を襲名しにくい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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