大相撲

混迷の時代現在進行中

誰が優勝するか場所前から予想が立たない。時には
思いがけない力士が優勝を争う。まさに混迷の時代
である。

しかし、これが思いがけない事態をもたらした。大
相撲人気を高めているのである。昨年の九月場所、
今年の一月場所はチケットが売り切れた。今年の大
阪場所は昨年に引き続き完売した。今年はスピード
が違った。

<2022年3月若隆景初優勝>

さらに驚くべき事態がきたる五月場所である。発売
日半日でチケットが完売した。平日でさえ購入はま
まならなかった。チケットは過熱時代に突入したと
いえる。

連続優勝は2021年九月場所、十一月場所の横綱照ノ
富士までさかのぼる。その後は御嶽海・若隆景・
逸ノ城、玉鷲、阿炎、豊昇龍・尊富士が1回優勝。
貴景勝が優勝1回と単なる1位が1回。霧島が2回
優勝し、照ノ富士が3回優勝している。

<2023年7月豊昇龍初優勝>

尊富士の新入幕優勝は衝撃が大きかった。しかもケ
ガをおしての出場、勝利が感動を広げた。きたる五
月場所も場所前から優勝の予想はつかない。尊富士
の連続優勝も考えにくい。

大相撲人気は英雄とともにあった。時代は進んで混
迷の時代に変わった。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.