大相撲

相撲一家

琴櫻が登場したとき将来相撲一家になるとは想像で
きなかった。弟子の琴ノ若が娘婿となり、その子が
現在大関の琴ノ若改め2代目琴櫻である。祖父・父
は関取であった。王鵬も父貴闘力、祖父大鵬である。
ただ、父は指導者から外れてしまっている。

<2代目琴櫻>
<王鵬>

現役では母方の祖父が若葉山である、若元春・若隆
景兄弟がいる。時代はさすがに離れている。佐田の
海父子もいる。父佐田の海は協会を離れている。

相撲に興味をもってから話題になったのが若乃花・
花田(のちの貴ノ花)兄弟である。兄弟といっても
21歳も年齢が離れ、親方弟子の関係だった。同時期
に増位山父子がいた。親方同士が会うとこういう会
話がなされた。「弟さんはどうですか」「息子さん
はいかがですか」弟も息子も将来はともに大関にな
った。

貴ノ花は引退後部屋をかまへた、やがて二人の息子
が入門した。3代目若乃花と貴乃花である。将来横
綱になり、花田家三代といわれ、相撲人気に多大な
る貢献をした。初代若乃花は栃錦とともに相撲の黄
金時代を築いた。貴ノ花は興行への貢献から主催の
福岡スポーツセンターから表彰されている。若貴は
666日連続満員御礼を記録した。

<初代若乃花のブロマイド>

そのほかに元鶴ヶ嶺の井筒親方とその息子井筒3兄
弟もいた。寺尾・逆鉾・鶴嶺山である。さらに栃東
父子。栃東子の嫁さんは英語が話せて外国人客の対
応ができる。さらに小城ノ花父と小城ノ花子・小城
錦兄弟。師弟関係ではなかった。

こうしてみると2代目琴櫻・王鵬のように祖父・父
が関取の例は珍しいといえる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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