1横綱4大関で迎える三月場所。層が厚くなったこ
とで平幕優勝は難しくなった。混迷の時代は終わっ
たのか。場所前誰が優勝するか予想できない、とい
う意味では終わっていない。
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昨年照ノ富士は優勝した翌場所途中休場している。
だから、三月場所も優勝は照ノ富士とは言い切れな
い。といっても1横綱4大関から優勝が出る確率は
高い。両関脇も実力者である。
新大関の優勝はあるか。大正15年の公式優勝制度以
降、新大関で優勝した力士は以下である。
双葉山
千代ノ山
若羽黒
清國
栃東
白鵬
双葉山以外は初優勝であった。双葉山は新大関・新
横綱で優勝している。若羽黒・清國は最初で最後の
優勝であった。琴ノ若の優勝は容易でない。
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関脇に復帰した若元春。31歳だが相撲は若い。先場
所は13勝をあげた照ノ富士・琴ノ若の両力士を破っ
ている。連続2ケタ勝てば上を狙える。
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前頭上位も強者がそろった。実力者朝乃山対横綱三
役戦は興味深い。また朝乃山の大関復帰はありえる
のかどうかを見通せる場所になる。朝乃山は3月30
歳になった。勝負の年である。
熱海富士・宇良は先場所6勝9敗だった。彼らのリ
ベンジが見ものである。横綱・大関を食えるか。熱
海富士は将来を占う場所になる。
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ほかに大の里、新入幕尊富士がどこまでやるか注目
が集まる。幕内の取組が発表された。
熱海富士対琴ノ若
貴景勝対朝乃山
宇良対豊昇龍
霧島対阿炎
照ノ富士対錦木
初日が始まろうとしている。