大相撲

入幕2場所目の大の里 十両1場所突破の尊富士

一月場所の新入幕大の里は大活躍であった。横綱照
ノ富士、大関豊昇龍、優勝同点の関脇琴ノ若と対戦
した。力及ばず敗れたものの11勝4敗の好成績をあ
げた。人によっては横綱戦はやりすぎという見方が
あった。

これは学生出身で唯一横綱になった輪島を超えた。
輪島は新入幕のとき9勝6敗だった。入門から7場
所目であったが、大ノ里は5場所目であった。ただ
スピード出世と到達点の高さは無関係である。

<大の里、敢闘賞受賞>

入幕2場所目の大の里は三月場所西5枚目に番付を
あげた。休場者がいなければ横綱・大関との対戦圏
内は前頭東4枚目までである。同部屋の力士が対戦
圏内にいても西4枚目までである。大の里の横綱・
大関戦は普通ならない。

大の里は再び活躍できるのか。新入幕で横綱・大関
戦を経験して11勝だった大錦は翌場所3勝に終わっ
ている。これは横綱・大関との対戦があったからで
ある。大の里が苦戦するとしたら研究されている点
である。また、大の幸一人に甘い汁を吸わせるかと
いう意地がある。それだけに大の里は苦戦するかも
しれない。

<十両優勝の尊富士>

十両1場所で通過した尊富士は序ノ口から9場所目
で入幕した。それも負け越しなしで幕内まで到達し
た。飛躍は新十両での優勝にある。十両を1場所で
通過した力士に遠藤がいる。遠藤の登場が大相撲冬
の時代を脱するきっかけになった。

その遠藤は新入幕9勝5敗1休で終わっている。最
近十両優勝して入幕した豪ノ山は10勝5敗であった。
尊富士は勝ち越せそうである。よくて11勝だが8勝
もあり得そうである。

初日は近い。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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