大相撲

北青鵬引退、宮城野降格の結末

日本相撲協会は臨時理事会を開き、北青鵬と師匠元
白鵬の宮城野の処分を決定した。北青鵬は部屋での
陰湿で悪質な暴力が続いただけでなく、金銭トラブ
ルもかかえていたという。引退勧告処分となり、北
青鵬は引退届を提出した。解雇と違い退職金は支払
われる。宮城野は監督責任を問われ、二階級降格で
平年寄になった。

<北青鵬>

相撲界の暴力事件はいっこうになくならない。忘れ
たころにおきてくる。暴力をふるえばどうなるかく
らいわかりすぎているはずだ。そこで失うものは大
きい。北青鵬は相撲界での名誉も稼げるマネーもす
べて失ってしまった。

宮城野は北青鵬の暴力は「知らなかった」という。
確かに親方の目の前で行うことはないだろう。しか
し、被害者からの声は届いていたのでは。被害者は
親方に話しても解決しないので、コンプライアンス
委員会までいった可能性はある。さらに減給+三月
場所は師匠代行が送られるという。

<宮城野>

大関貴ノ花が独立して藤島部屋をおこすとき、夫人
は2つのことを約束させたという。1つはいじめを
おこさせないこと。もう1つは八百長をしないとい
うことだった。藤島部屋の力士はみなガチンコだっ
た。

宮城野部屋は有望な力士が次々に出現した。北青鵬、
伯桜鵬、天照鵬、輝鵬である。しかし、今は北青鵬
が去り、天照鵬は頭打ちである。輝鵬はケガで休場
中である。炎鵬も休場が続いている。今部屋は奈落
の底である。日はまた昇るのか。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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