大相撲

2020年12月幕下のホープその後

2024年4月10日

2020年12月幕下のホープを2回にわけて掲載した。
当時は若さと幕下の成績を基準にしていた。10人を
選出した。あれから3年2場所、幕下のホープは今
どうしているだろう。

【幕内】

平戸海
長崎県出身 境川(元両国)部屋
幕内に定着した。現在10場所在位中である。最高位
は前頭4枚目である。来たる五月場所はさらに地位
をあげそうだ。きびきびした相撲で人気がある。

<平戸海>

湘南乃海
神奈川県出身 高田川(元安芸乃島)部屋
2022年一月場所新十両。幕下は35場所かかったが、
十両は3場所で突破した。新入幕で敢闘賞を受賞し
た。幕内在位は三月場所まで5場所である。最高位
は前頭5枚目である。

<湘南乃海>

狼雅
ロシア出身 二子山(元雅山)部屋 
十両を1年かかりようやく入幕した。しかし、はね
かえされて十両に戻った。さる三月場所再入幕した
がまたも負け越した。体を生かした相撲が取れてい
ない。

北の若
山形県出身 八角(元北勝海)部屋
北の若は下のころから大器とみられていた。だが、
十両は11場所かかって入幕した。新入幕は大敗して
十両に逆戻りした。三月場所再入幕したが大負けし
て五月場所は十両になりそうである。北の若は相撲
を脱皮しなければ、うずもれてしまう。

【十両】

塚原改め栃大海
埼玉県出身 春日野(元栃乃和歌)部屋
なかなか十両にあがらず、やきもきさせた。さる三
月場所でようやくチャンスをつかんだ。三月場所、
幕下4枚目4勝2敗で千秋楽運命の一番を迎えた。
対戦相手は十両の天空海であった。入れ替え戦であ
った。塚原が攻め合いからのはたき込みで勝負をき
めた。きたる五月場所は十両で場所を迎える。

<新十両を決めた塚原>

【幕下】

幕下のままの力士は4人である。
吉井
北天海
峰刃
富士の山

【引退】

栃神山
三月場所は休場していた。若さから引退するとは思
はなかった。

幕下のホープの選出10人中5人が関取になった。こ
れはあたったうちにはいるか否か読者の判断にまか
せよう。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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