曙が亡くなった。闘病生活をおくっていたのは知っ
ていたが、あまりにも若過ぎる人生だった。曙とい
えば若貴と同期だった。常に出世争いをしてきた。
大関・横綱は曙が早かった。曙は外国出身の初の横
綱だった。曙の突きは威力があり、若貴もいっぺん
に持っていかれた。
貴乃花が台頭してくると曙は2番手になった。曙は
11回優勝した。まだ取れそうだったが、師匠(元高
見山)とうまくいかなくなり、あっさり引退した。
引退後は年寄曙を名のっていたが、総合格格闘技に
転向した。総合格闘技では成績があがらず、プロレ
スへ転向した。7年前から闘病生活にはいっていた。
リハリビもしていたが、体重は70キロ台まで落ちて
いた.。
優勝11回一代の英雄の目は永遠に閉じられた。心不
全であった。さようなら曙。