大相撲

照ノ富士が狙えるもう一つの優勝

きたる五月場所、照ノ富士が出場するか否かは不明
である。三月場所はやすやすともろ差しをゆるし、
もろい相撲が目立った。巡業ではそれなりに稽古を
したが、万全とまではいかない。稽古総見では土俵
にあがらなかった。

<照ノ富士>

照ノ富士は9回優勝してあと1回で10回の2ケタ優
勝にのせることができる。これに関しては以前にふ
れた。2ケタ優勝は大正15年の正式優勝制度以降13
人いる。照ノ富士がさらにねらえる優勝は複数全勝
優勝である。

これは以下の13人しか達成していない。
常ノ花
双葉山
羽黒山
大鵬
北の富士
輪島
北の湖
千代の富士
隆の里
貴乃花
朝青龍
白鵬
日馬富士
羽黒山以前は15日制でない場合がある。

元安藝ノ海の永田氏は言った。「全勝優勝と1敗優
勝は大変な違いなんだよ」照ノ富士はすでに1回全
勝優勝している。あと1回である。

<照ノ富士全勝優勝>

晩年の全勝優勝は難しいのではと思われるかもしれ
ない。しかし、北の湖、白鵬の最期の優勝は全勝優
勝である。簡単ではないが、やってやれないことは
ない。10回目の優勝を全勝で飾れば照ノ富士は2つ
の栄光に輝くことになる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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