大相撲

2024年三月場所番付を読み解く

三月場所の番付が発表された。新大関の琴ノ若は途
中休場の貴景勝の風下に立った。これは当然のこと
ではない。北の富士・玉の海が新横綱になったとき
は全休の大鵬より上位に位置した。栃東以前はこれ
が当然だった。どちらが合理的かいうまでもあるま
い。

<琴ノ若>

西小結は錦木になったが、該当者がいなく大幅アッ
プとなった。前頭上位の朝乃山、明生、王鵬、隆の
勝も同様である。王鵬は琴ノ若戦、隆の勝は大関の
昇龍戦があった。4枚目翔猿は7勝8敗で現状維持
となった。

幕内下位はどん詰まりである。妙義龍・遠藤は5勝
10敗ながら3枚落ちですんでいる。先場所新十両で
優勝して1場所で入幕した力士が尊富士である。昨
年36勝6敗の驚異の新人である。どこまでやるか注
目の力士である。

<尊富士>

十両は引退した北青鵬を除くと27人である。そのう
ち元幕内は16人である。そのなかに9度目の十両入
りの北はり磨も含まれる。2016年に1場所だけ幕内
経験がある。

若隆景、伯桜鵬が十両に戻してきた。新十両はいな
く再十両4人である。東筆頭時旋風は入幕のチャン
スである。

千代丸・天照鵬は幕下落ちとなった。阿武剋が幕下
2枚目に進出し、十両を狙える位置まできた。

三月場所は3月10日初日である。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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