連日満員御礼続くなか伯桜鵬が休場した。９日目か
らは高安が再出場する。なお、大の里の１敗は高安
による敗戦である。
上位１敗同士の対戦が実現した。大の里対大栄翔戦
である。大栄翔の１敗は豊昇龍戦によるものである。
今場所の優勝の行方を左右する一番である。
相撲は意外かつあっさり決まった。大栄翔が当たっ
て押し込むも大の里が大きくかわしながらはたいた。
力と力の激突とはいかなかった。熱戦には程遠かっ
た。これが勝負というものか。
１敗宇良は豊昇龍と対戦した。上位休場多数につき
繰り上がっての対戦である。対する豊昇龍は４勝３
敗である。大関が前半から３敗では話にならないレ
ベルである。だからこの取組が期待できるか、何と
もいえない。
相撲は左四つ両力士上手が取れない。宇良が腕をた
ぐらんとしたとき、豊昇龍一気に走って東土俵に寄
り倒した。
２敗琴櫻は力をつけてきた王鵬とぶつかった。王鵬
は霧島、豊昇龍を倒してきた。相撲は突き押しの激
しい応酬となった。突き押しのなかから琴櫻が最後
押し出しで決めた。
８日目を終え、上位１敗の大の里が一歩抜け出すカ
タチとなった。
