大相撲

■24春9日目阿炎を圧倒した驚異の新入幕尊富士

東京からまた一人、相撲仲間が大阪府立体育館にや
ってきた。一月場所以来の再会である。しかも席が
近かった。いつも差し入れ本当にありがとうござい
ます。

●尊富士対小結阿炎
新入幕尊富士が幕内後半に登場した。小結相手にど
うか、という思いがよぎった。だが、尊富士は出足
鋭く、一気に前に出て阿炎を押し出してしまった。
阿炎は突きを繰り出すことさえできなかった。小結
相手に自分の相撲を取り切った尊富士はすばらしい。

<尊富士、阿炎を圧倒>

●大の里対関脇若元春
大の里が一気に出て、若元春が西土俵に詰まった。
ここから若元春の反撃かと思わせたが、大の里休ま
ず攻めきって寄り切りの勝利となった。大の里は先
場所関脇戦を経験済みであった。今度はそうはいく
かい、という思いはあったかもしれない。

<大の里休まず攻めて若元春を寄り切る>

●大関豊昇龍対翠富士
3勝5敗と星があがっていない翠富士が大関豊昇龍
との対戦を組まれた。これは照ノ富士の休場及び明
生とは同部屋で対戦が組まれない事情によるもので
ある。単に順番がめぐってきたに過ぎない。

しかし、翠富士は星では計れない面を持ち合わせて
いる。十八番肩すかしを豊昇龍に決め、土俵にはわ
せたのである。これで豊昇龍は3敗に後退した。ど
うも豊昇龍が勝ち続ける姿は想像しにくい。

<翠富士、肩すかしを豊昇龍に決める>

そして10日目、ついに大の里と尊富士が激突するこ
とになった。実現しそうでなかなかしなかった取組
がついに組まれた。大阪場所の優勝戦線に影響をも
たらす大勝負になるかもしれない。いったいどんな
相撲内容になるのか。いよいよ10日目に見られるこ
とになった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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