大相撲

■24春10日目出足に優った尊富士が大の里を粉砕

京都の古いなじみの方と大阪府立体育館で再会した。
メールをいただいて座っている位置は把握していた。
マニアックな大相撲問題をいただいた。続いて大阪
在中の宇良ファンと再開した。名古屋や東京で会う
こともある。五月場所一緒に観戦できれば幸いであ
る。

前日に続きKW氏と会う。差し入れ再び、本当に感
謝しかありません。東京から来たトリオ。前日から
来ていたとのこと。座席は離れていたが、ホテルは
近かった。五月場所の観戦を約束した。

●尊富士対大の里
10日目のメインエベントは平幕同士の対戦である。
それも新入幕と入幕2場所目の激突である。全勝尊
富士か1敗大の里か。幕内後半の最初の一番となっ
た。今は幕内前半と後半の間に大きな時間はない。
かつてはあり、その間NHKは相撲一口メモを放送
していたことがあった。

尊富士と大の里が大声援のなか土俵に立った。とも
に前へ攻め込む相撲でここまできた。体格・体重は
大の里が上である。そうすると大の里有利の予想が
でても不思議ではない。

<尊富士と大の里の立ち合い>

実際の相撲は当たり合って尊富士が圧倒した。向こ
う正面一気に出て、最後は押し出した。尊富士は理
論を超えた相撲で大の里に完勝した。恐るべき新人
というしかない。

<尊富士が大の里を圧倒した>

●3大関
大関は琴ノ若が無難な王鵬を退けて2敗を守った。
しかし、角番大関貴景勝は関脇大栄翔を追い詰めな
がらも最後逆転をくらった。勝ち越しならず、3敗
と後退した。貴景勝はやはり大きな期待はしにくい
か。

<逆転負け貴景勝3敗目>

結びに登場した豊昇龍は変化で若元春を瞬殺した。
あまりに速く、あっさり決まったのであっけにとら
れた。これは、今年のトーナメント大会で豊昇龍が
多発した戦法である。あまり変な癖をつけないほう
が将来的にいい方向に進むのでは、と思わずにはい
られない。

明日11日目はついに新入幕全勝尊富士が2敗大関琴
ノ若と組まれた。ついに大関戦である。琴ノ若は尊
富士を止められるのか。10日目に引き続き11日目も
見逃せない一番が続くことになる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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