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大相撲
2022年大相撲10大ニュース 2位・1位
■2位 御嶽海 正代の大関陥落 一月場所、3回目の優勝で大関に昇進した御嶽海。七月場所はカド番、2勝4敗でピンチだったが、コロナ部屋ごと休場で翌場所にもちこした。しかし、御嶽海はこの幸運を生かせず、九月場所4勝11敗と大敗した。大関としての... -
大相撲
北の富士の幕内対戦50回以上 下
北の富士のもう一人の幕内50回対戦以上は琴櫻である。琴櫻は北の富士より早く、昭和38年三月場所入幕していた。1度跳ね返されたが、1場所で再入幕した。再入幕3場所目には上位で殊勲賞を獲得している。北の富士が新入幕を果たした昭和39年一月場所、琴... -
大相撲
2022年大相撲10大ニュース 4位・3位
■4位 朝乃山の土俵復帰 七月場所2日目、朝乃山が土俵に復帰した。朝乃山が土俵から姿を見せなくなったのは、2021年五月場所の12日目からである。実に1年以上かかって三段目からの復帰であった。 <三段目の朝乃山> 朝乃山が出場停止になった理由は以... -
大相撲
2022年大相撲10大ニュース 6位・5位
■6位 七月場所コロナ部屋ごと休場が多発 七月場所はコロナの嵐となった。初日からの田子ノ浦部屋、途中からの出羽海・鳴戸・放駒・武蔵川・佐渡ヶ嶽・玉ノ井・浅香山・片男波・伊勢ノ海・芝田山・追手風・八角部屋と部屋ごと休場が多発した。幕内で16人... -
大相撲
北の富士の幕内対戦50回以上 上
幕内で50回以上対戦するのは大変なことである。地位が接近し、なおかつ休場が少ないと実現しにくい。大鵬には幕内対戦50回以上はなかった。柏戸戦が優勝決定戦を含み22勝16敗だった。北の富士には幕内対戦50回以上が2人いる。 <北の富士> まず清國であ... -
大相撲
2022年大相撲10大ニュース 8位・7位
8位はなく7位と同点となった。 ■7位 不振照ノ富士3度休場 昨年、3回優勝。年間77勝を達成した照ノ富士が今年は1回の優勝、3度の休場となった。九月場所後膝の手術をしたため、十一月場所は全休した。長期休養もありえる。となると1横綱1大関は実... -
大相撲
2022年大相撲10大ニュース 10位・9位
■9位 引退相撲ラッシュ 10位はなく9位が同点であった。2021年、琴勇輝が関係者のみで引退相撲を実施した。これを契機にコロナ禍のなかで実施されなかった引退相撲が本格的に始まった。お客さんを入れた興行は現役名でいうと以下になる。 一月場所後 豪... -
大相撲
2022年大相撲10大ニュース 前文
今年も新型コロナウイルスの影響を受けての本場所開催であった。それでも地方場所全席使用、引退相撲の実施、巡業再開、昇進祝い開催など変化が見られた。そんななか、大相撲のニュースが相次いだ。まったく予期しないニュースも飛び込んできた。 そこで、... -
大相撲
壁にはばまれた力士たち
十一月場所千秋楽、前頭14枚目7勝7敗の東龍は、同じく7勝7敗の妙義龍と対戦した。今度こそ東龍の幕内初勝ち越しなるか。相撲は、妙義龍が東龍のふところに入って東土俵で寄り切った。またしても東龍の幕内初勝ち越しはならなかった。 <東龍> 東龍の... -
大相撲
大相撲人気は戻ってくるのか
十一月場所は7日目、14日目に満員御礼がでて、千秋楽が満員札止めであった。初日、8日目の日曜、11日目の祝日は満員御礼にならなかった。平日前半はガラガラだった。 <福岡国際センター> 福岡県は人口で千葉県、埼玉県より少ない。加えて福岡国際セン... -
大相撲
1年間優勝の顔ぶれが違う3例を比較
令和4年はすべて優勝者が違った。これは昭和47年、平成3年に続き3例目である。なぜそんなことになったのか。昭和47年、一人横綱の北の富士は大乱調。大関は最初4人いたが、頼りにならない弱い大関だった。平成3年、横綱の交代期であった、平成4年一... -
大相撲
2022年幕下のホープ 下
引き続き以下の基準で幕下のホープを取り上げよう。1.22歳以下(2022年12月31日時点)2・幕下成績が勝ち越していること3.元関取は対象外とした 出羽ノ龍モンゴル出身 出羽海(元小城ノ花)部屋最高位幕下3枚目 幕下成績43勝24敗10休 21歳 昨年に引... -
大相撲
来なかった時代
昭和36年九月場所後、大鵬と柏戸が同日横綱に昇進した。物理的には2場所連続優勝の大鵬が先に決まったとみるのが常識である。柏戸は直前3場所優勝がなく、大鵬と抱き合わせ的に横綱になった。大関の勝率が大鵬と遜色がないが理由だったが、基準にないこ... -
大相撲
一人横綱一人大関時代はいつまで続く
弱体化した大関陣は御嶽海の大関降格に続いて正代まで降格が決定した。これできたる一月場所は一人横綱一人大関である。正代が10勝以上あげれば大関に復帰するが、前例から復帰は容易でないことは、これまでさんざん書いてきた。 <一人大関貴景勝> 1横... -
大相撲
2022年幕下のホープ 上
昨年の2021年幕下のホープから熱海富士、菅野(栃武蔵)、狼雅の3力士が十両に昇進した。熱海富士は新入幕までいった。彼らに続く幕下の有望株は誰か、探ってみた。基準は以下とした。1.22歳以下(2022年12月31日時点)2・幕下成績が勝ち越していること... -
大相撲
写真で見る阿炎栄光の日々
十一月場所は優勝決定巴戦になり、最下位の阿炎が前頭筆頭隆康、大関貴景勝を撃破して初優勝に輝いた。まさかのなかから浮上したが、実力者であり、大関にも勝ったのだから納得の優勝だった。阿炎の年表と栄光の日々の写真を改めて見ていこう。 <201... -
大相撲
現代大相撲関取事情
12月4日第71回全日本相撲選手権が両国国技館開催された。アマ日本一を決める大会で社会人や高校生も出場した。日体大の中村泰輝選手が優勝し、前年に続き2連覇を達成した。中村選手はプロ入りを示唆している。彼のプロでの活躍はどのようなものになるか... -
大相撲
今年の写真二枚、思いがけない過去一枚
大相撲がコロナ禍に入って永くなっている。引退大相撲や巡業など戻りつつあるモノがある反面、前夜祭、土俵祭などまだまだのモノもある。コロナ禍だとどうしても土俵を離れるとマスクがつきまとう。そんななか今年の写真を土俵外と土俵上からピックアップ... -
大相撲
2022年大相撲の記録
■一月場所御嶽海が3回目の優勝を達成した。優勝はいずれも関脇でこれは新記録である。関脇以下で3回優勝している力士が照ノ富士である。関脇2回、平幕1回である。関脇以下というくくりになると3回優勝は照ノ富士と御嶽海の2人である。御嶽海は意外に... -
大相撲
2022年入門者数と引退力士数
2022年の入門者数と引退力士数が確定した。五月場所から三段目の枚数がこれまでの100枚から90枚に減削された。力士数が減少していることをうかがわせる出来事だった。日本自体が人口減少、少子化に入っており、相撲界への影響が出ている。幕下以下にはベテ... -
大相撲
照ノ富士のこれから
十一月場所、結びの一番は貴景勝か正代であった。横綱が結びでないともうひとつ締まらない。今年(2022年)は照ノ富士にとってさんざんな1年であった。休場が3場所で優勝は1回きりであった。三場所横綱初休場があったが、このあと2場所休場することに... -
大相撲
2022年年間最多勝最終形
今年の年間最多勝が確定した。それが以下である。単なる数字の比較ではなく、横綱・大関との対戦率によってクラス分けした。また、幕内在位6場所の力士を対象とした。 6場所幕内に在位した力士は32名である。幕内の定員は42名だから、76%が幕内を1年間... -
大相撲
2022年架空年間三賞
今年(2022年)すべての場所が終了した。改めて今年も年間三賞力士を選出してみる。まず、今年の各場所の三賞はどうであったか。 1月 殊勲阿炎 敢闘琴ノ若 技能御嶽海3月 殊勲なし 敢闘高安・琴ノ若 技能若隆景5月 殊勲大栄翔・隆の勝 敢闘佐田... -
大相撲
2022年十一月場所総評&一月場所私製番付
★優勝争いはまったく意外なカタチになった 2敗高安が阿炎に負けたことがすべての始まりだった。阿炎は早々と10日目に3敗して優勝候補とみなされていなかった。この時点で豊昇龍が1敗だったから無理もなかった。2敗で高安もいた。終わってみれば、3敗... -
大相撲
■22福岡千秋楽 大波乱!巴戦制した阿炎が初優勝
2敗高安か3敗阿炎か。直接対決は後半3番後に迎えた。相撲は、突き押しの激しい応酬となった。高安が前に攻め込むが、阿炎はまわり込んでの反撃。目まぐるしいまでの攻防のなかから、阿炎が踏み込み、向こう正面に高安を突き倒した。 <3敗阿炎、2敗高... -
大相撲
■22福岡14日目 3大決戦を斬る
7日目に続いて2度目の満員御礼が出た14日目。優勝争いは大詰めを迎えた。 後半最初の一番は2敗でトップの高安が登場した。対戦相手は輝である。輝は上位戦から遠ざかっているだけに対戦相手としてはもう一つと思っていた。ところが相撲は、激しい突き合... -
大相撲
■22福岡13日目 2敗高安、3敗4人の大混戦
思いがけず2敗同士の対戦となった高安対王鵬戦。王鵬が前日1敗の豊昇龍に勝ったことで浮上してきた緊張の対戦になった。相撲は離れての攻防から高安が組み止めた。圧力をかけて上手投げで投げ捨てた。この辺は豊昇龍が終始離れて弾みで負けた教訓が生き... -
大相撲
■22福岡12日目 豊昇龍対王鵬!まさかの結末
12日目、上位同士の取組は3番と少なく、上位対中位あるいは上位対下位が目白押しの日となった。その中で注目度が高かった一番は1敗豊昇龍対2敗王鵬戦であろう。といっても王鵬は幕内下位の経験しかない。しかも、何度か負け越している。人生には上り坂... -
大相撲
■22福岡11日目 気力なき御嶽海は引退間際のような相撲
幕下で朝乃山が6番相撲で負けた。対戦相手は玉正鳳である。朝乃山に勝つためには2つの方法が考えられる。1つは離れて戦うことである。四つ身では幕下クラスでは対抗できない。2つめは朝乃山の圧力をまともに受けないことである。玉正鳳は動きのなかで... -
大相撲
■22福岡10日目 速攻豊昇龍!正代くだし1敗堅持
優勝争いは佳境に入ってきた。場所前優勝候補をあげることは困難となった今、中盤最終日の10日目で見通しが立ってきた。 1敗の豊昇龍は大関正代と対戦した。カド番正代はここまで4勝5敗と苦しい展開。地元熊本出身とあって福岡国際センター内に声援や激... -
大相撲
■22福岡9日目 優勝戦線に変化あり
幕下朝乃山が湘南乃海をくだして5連勝とした。この中には十両徳勝鵬に勝った一番も含まれている。朝乃山は5勝なら十両に上がれる可能性がでてきてた。だが、朝乃山は7勝で文句なしの十両復帰が狙いであろう。今度こそ、関取復帰を達成しておきたい。 優... -
大相撲
■22福岡8日目 上位2敗以下!3力士3様
千代大龍が引退した。力がでないということだが、いかにも突然という印象が強い。今場所は前日まで2勝5敗だった。協会には残らず、第2の人生に踏み出すという。最高位小結、近年は上位との対戦は間遠になっていた。34歳だった。 <死闘を制して高安が霧... -
大相撲
■22福岡7日目 脆弱で手薄な横綱・大関陣は続く
最低10勝に挑まなければならない力士が2人いる。それは大関復帰を目指す御嶽海と大関の足固めをする若隆景である。御嶽海の大関復帰は、過去の事例から容易でないことはすでに前述した。昨日の6日目、高安とのサバイバルマッチ敗北を受けて臨んだ対戦相... -
大相撲
■22福岡6日目 サバイバル戦、熱戦、幻の一番、カド番脱出戦が交差
画像呼び込み、更新が思うように作用しなくなるときがあり、アップの時間が定かでないことを改めましてお詫び申しあげます。苦しい中格闘していますが、それでもどうかご支援何卒宜しくお願いいたします。大相撲は趣味ではなく道です。 中盤に入って早くも... -
大相撲
■22福岡5日目 リベンジ・微妙・逆転・予想外の展開の1日
5日目は様々な展開にお目にかかれた。それだけに観戦する者をエキサイトさせた。順を追って記していこう 。 まず、玉鷲対高安戦である。先場所千秋楽直接優勝を争った両力士である。なかなか優勝に届かない高安。だが、今場所はひと味違う。闘志、激しさ... -
大相撲
■22福岡4日目 三役対平幕戦は1勝4敗のお寒い現実
4日目、三役同士の取組は霧馬山対翔猿、玉鷲対大栄翔の一番である。霧馬山は翔猿の動きを封じた。左上手、翔猿の首を決めた形で右がはいった。これでは翔猿は苦しいし、何もできない。霧馬山は機会をうかがって上手捻りで決めた。玉鷲は激しい突き押しの... -
大相撲
■22福岡3日目 優勝条件!まず中日まで3敗しないこと
まず、最初にお詫び申し上げます。土俵の目撃者を皆様にお届けするための設定に不具合が生じ、公開が大幅に遅れてしまいました。プログラムの師匠とメールしながら、日付を変更後も取り組んできました。どうも師匠のほうでは操作に問題がなく、こちらの不... -
大相撲
■22福岡2日目 混迷の時代!持続しない強さ
初日、お客さんの入りがよくなかったから、2日目はさらによくないことは予想された。そしてその通りになった。ところが筆者の周辺は密なのである。筆者はイスSから観戦しているが、2日目もまわりは空席がなかった。ふと思ったことがある。 <空席 幕内... -
大相撲
■22福岡初日 明暗分け、激闘うずまくなかで開幕
初日そうそうかくも盛大にご来場いただき誠にありがとうございます。とはいかない観客数だった。かなり空席が目立った。マス席3列がブロックとなって四方に空席をつくっていた。横綱の休場は確かに痛い。正代のカド番、御嶽海の大関降格といい話題からは... -
大相撲
◆2022年11月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。土俵の目撃者は自分の足を使い、自分の目で確かめ、大相撲ファンと接することをモットーとしております。生で接した大相撲をお届けするために、十一月場所の15日間を福岡国際センターで観戦... -
大相撲
2022年十一月場所直前考
九月場所は幻の取組が多過ぎた。▼大関同士貴景勝-御嶽海▼大関対関脇貴景勝-大栄翔正代-若隆景御嶽海-豊昇龍▼関脇同士若隆景-大栄翔▼優勝玉鷲をめぐる一番玉鷲-小結逸ノ城玉鷲-小結霧馬山玉鷲-琴ノ若玉鷲-宇良▼次点高安をめぐる一番高安-大栄翔高... -
大相撲
幕内上位陣のここ1年の横綱・大関戦
大関はその弱体化が顕著になり、一人横綱照ノ富士は休場が多くなり、存在感を示せなくなっている。御嶽海の大関降格で横綱大関陣は3人となり、今や質量ともに風前の灯火と化している。幕内上位陣のここ1年の成績はどのようになっているのか。それが以下... -
大相撲
玉鷲は再び勝てるのか
先場所久々に2回目の優勝をした玉鷲。俄然十一月場所の注目が集まる。今年(2022年)にはいって久々の優勝、初優勝が多い。そして翌場所あるいは、それ以降の成績が芳しくない傾向が出ている。 1月御嶽海→11勝4敗以後大関降格3月若隆景→9勝6敗5月照... -
大相撲
大横綱双葉山の幕内対戦成績4
笠置山17勝「双葉山に勝ったらその場で引退してもいい」と言っていた笠置山だったが、ついに1度も勝てずに終わった。笠置山は当時珍しく早稲田大の学生出身だった。大学へは出羽海部屋から通っていた。インテリで、文章を書かせたら見事なできであった。... -
大相撲
令和横綱大関リーグ戦事情
きたる十一月場所は1横綱・2大関の番付という、さびしさである。横綱大関リーグ戦がおこなわれても3番しかない。照ノ富士はひざの手術のため出場は難しい。となると貴景勝対正代の1番しかないことになる。これが優勝をかけた一番になればそこそこ盛り... -
大相撲
熱海富士に続くすごい奴ら
十両は28人が定員である。十一月場所の番付では元幕内が13人、未入幕が15人と拮抗している。新入幕熱海富士の素質・素材・スピード出世による期待値は大きい。だが、十両では熱海富士に続くすごい奴らが未入幕組に控えている。それは北青鵬と金峰山である... -
大相撲
大波3兄弟関取は実現するか
専門誌「相撲」の最新号表紙は若隆景と若元春の兄弟力士である。三男若隆景は関脇5場所連続在位であり、最も大関に近い力士である。今年(2022年)の三月場所は優勝決定戦で高安と熱闘の末初優勝している。年間最多勝の可能性もある。 次男若元春は今年一... -
大相撲
横綱の連続休場6
武蔵丸は琴櫻と並んで大関在位32場所という最長タイ記録を持つ。琴櫻が32歳で横綱になったのに対し武蔵丸は28歳だった。貴乃花にとって曙が前年の宿敵なら武蔵丸は後年の好敵手であった。武蔵丸は長期大関時代1度も休場がなかった。引退直前に6場所連続... -
大相撲
混迷の時代はいつまで続く
今年(2022年)に入って優勝候補にあげられ、その通り優勝したケースがどれくらいあっただろうか。しいて言うなら五月場所の照ノ富士の優勝だが、3敗もして絶対強者の優勝ではなかった。きたる十一月場所、優勝候補をあげるのは非常に困難な状況である。... -
大相撲
現代幕内力士の新入幕までの所要場所数番付
新入幕の熱海富士のスピード出世が話題になっている。高校出身力士では朝青龍の所要場所数11場所と並んだと。朝青龍は厳密には留学生で、高校3年時に19歳になるため大会に出場できなくなり、元大関朝潮の若松部屋に入門した。序ノ口から新入幕まであるい... -
大相撲
熱海富士の出世街道
明日のホープ熱海富士が十一月場所で入幕を果たした。その素質、素材は下の頃から注目されていた。四股名からわかる通り静岡県出身だが、生まれは千葉県である。稀勢の里の生まれは兵庫県だが、出身は茨城県であった。出身は申告制になっているから実情と... -
大相撲
2022年十一月場所番付の視点
今年納めの十一月場所の番付が発表された。横綱照ノ富士が途中休場、大関正代・御嶽海が4勝11敗と大敗したことで、幕内上位関脇から前頭4枚以内に勝ち越し力士が9人もでた。そのため幕内上位は頭打ちで勝ち越してもそれほどアップしない事態となった。... -
大相撲
令和新十両事情
令和に入って20場所が経過した。この間新十両は32人誕生した。きたる十一月場所はすでに新十両が狼雅、對馬洋と発表されているつまり21場所で34人誕生していることになる。それにしても21場所で34人の新十両は1場所1.6人である。元関取以外の幕下は九月場... -
大相撲
大横綱双葉山の幕内対戦成績3
玉ノ海6勝1敗双葉山の幕内対戦相手で絶対触れなければならない力士が玉ノ海である。双葉山の69連勝の話題になったとき「このなかに私の名前もけっこうありますな」と語っていた。実際69連勝中は5連敗している。5連敗した昭和13年夏場所後の12月、師匠... -
大相撲
2022年現代関取四股名事情
現代の関取の四股名で目につくのは圧倒的に本名が多いことである。5人いる。全員あげられるだろうか。正代、高安、遠藤、宇良、そして下の名前であるが、明生である。石浦は休場続きで、幕下である。一山本は本名を含んだ四股名である。 <遠藤> 解説の... -
大相撲
一天にわかにかき曇った照ノ富士・御嶽海
十一月場所がだんだん近づいてきている。1年前の十一月場所、照ノ富士は全勝優勝して新横綱から連続優勝している。年間最多勝77勝13敗でまさに充実期であった。照ノ富士に対抗できる力士はいない。照ノ富士は何回優勝できるのか。11人しかいない3連覇以... -
大相撲
新十両の優勝【平成編】
平成は30年4カ月あった。場所数は181場所である。その間新十両優勝した力士が下記である。 21人の新十両優勝力士が生まれた。約12%の誕生率である。6.3場所に1人だから平成は新十両優勝が生まれやすい時代だった。平成初期に9人、平成10年代に3人、平... -
大相撲
横綱の連続休場5
北勝海は千代ノ富士の弟弟子で自己の限界以上の力を発揮した横綱であった。惜しむらくは連続優勝と全勝優勝がなかったことである。横綱6場所目の千秋楽の不戦敗後3場所連続全休して、46連続横綱休場している。優勝4回目のあとのことであった。これだけ... -
大相撲
相撲界の珍事
これまで横綱・大関の再出場、不戦敗の翌日の出場、表彰なき優勝など相撲界の珍事を取り上げてきた。今年の七月場所、コロナ禍によって部屋ごと休場で多くの力士が休場に追い込まれたことも珍事に入るかもしれない。ほかに何があるか探ってみた。 ■休場-... -
大相撲
決め手に欠ける上位陣
九月場所で大関御嶽海が4勝11敗と大敗して、大関の座を明け渡した。これによって1横綱・2大関の3人体制となった。どうみても手薄な横綱・大関陣である。それだけではない。横綱照ノ富士はひざの手術をするという。そうなると十一月場所の出場は絶望的... -
大相撲
大横綱双葉山の幕内対戦成績2
引き続き双葉山の対戦成績をみていこう。 <双葉山のブロマイド> 鏡岩戦10勝1敗双葉山と猛牛鏡岩は同日大関に昇進した。このとき鏡岩は34歳であった。69連勝以前は3勝1敗。69連勝中は5勝。69連勝以後は2勝であった。双葉山には歯がたたなかった。唯... -
大相撲
新十両の優勝【昭和編】
九月場所、栃武蔵が久々に新十両優勝を達成した。新十両であるから当然前の場所は幕下である。それが元幕内もいる十両で優勝するのだから簡単なことではない。新十両優勝はどれくらいあって誰がいるのか。調査してみた。 <栃武蔵> はじめにお断りしてお... -
大相撲
最高位大関はなぜ優勝できないのか
現代は混迷の時代である。優勝候補をあげ、その通り優勝することは稀である。それどころか思いがけない力士が浮上して優勝争いをする展開が続いている。そのなかで大関はいっこうに優勝争いができないでいる。それどころか、弱体化が進んでいる。貴景勝が... -
大相撲
横綱の連続休場4
怪童北の湖は横綱フル出場連続43場所の記録をもつ。22回目の優勝3場所後に横綱初休場している。連続休場はまず、不戦敗を含み18連続休場している。1場所フル出場後に6場所連続休場している。その中で不戦敗を含み52連続休場している。北の湖は新国技館... -
大相撲
若隆景あの日あの時
今年三月場所初優勝した若隆景は、九月場所11勝で再び脚光を浴びてきた。若隆景は2017年三月場所、三段目付出でデビューした。三段目・幕下時代の若隆景を写真で振り返ってみよう。 【三段目2017年】 <5月 錦富士を突き落としで勝利> <5月 優勝決定... -
大相撲
大横綱双葉山の幕内対戦成績1
双葉山といえば真っ先に思い起こすのが69連勝である。では69連勝は誰から始まり、69連勝目は誰かご存知だろうか。答は、最初は瓊ノ浦であり、69連勝目は駒ノ里である。双葉山の幕内対戦成績はどのようなモノなのか。改めて調査してみた。 <双葉山のブロマ... -
大相撲
2022年十一月場所チケット事情
十一月場所のチケットは九月場所7日目に発売された。先行予約は当然その前である。いささか早すぎるきらいはある。休日の予定が決まらない職種にとっては、いかんともし難い。また休日出勤を余儀なくされる場合も出てくる。何より、場所中は場所に集中し... -
大相撲
横綱の連続休場3
王者大鵬を襲ったピンチがある。左ひじの負傷、さらに左ひざ靭帯断裂のケガをおったのである。そのため大鵬は5場所連続休場となった。そのとき57連続休場に陥った。朝潮の45連続休場を破る結果となった。昭和43年七月場所のことであった。 <大鵬> 出場... -
大相撲
横綱誕生せずの危機
昭和大相撲史に横綱不在の時期がある。横綱常ノ花が昭和5年夏場所引退すると、横綱は大阪相撲で横綱になった宮城山一人になった。その宮城山も35歳であった。常ノ花引退のわずか2場所後に引退した。こうして横綱不在の時代に入った。ただ、候補がいなか... -
大相撲
台風の影響を受ける九月場所
九月場所の特徴として台風の影響がある。かつて国技館に向かう途中、秋葉原からの総武線が止まったことがあった。やむを得ず、タクシーで国技館に向かうことにした。若手力士がいたので「お金はいいから、一緒に行きませんか」と誘ったが「自分はいいです... -
大相撲
横綱の連続休場2
引き続き横綱の連続休場をみていこう。戦後誕生した横綱から始まる。 怒涛の寄りの東富士は晩年に不戦敗を含めた23連続休場がある。東富士は横綱時代、途中休場後再出場した場所が4場所もある。現代ではとうてい考えられない。いまでこそ~富士は花盛りだ... -
大相撲
2023年土俵の目撃者カレンダー
2023年土俵の目撃者を制作しました。本場所・前売り・番付発表の日程にご利用ください。 -
大相撲
琴ノ若の幕内対戦成績
成長著しい琴ノ若は七月場所好調だったが、コロナ部屋ごと休場でストップされた。出直しの九月場所、8勝7敗と次につながる成績には届かなかった。期待とは遠かった。琴ノ若を阻んでいる力士は誰か。そこで幕内上位の対戦相手との対戦成績を調べてみるこ... -
大相撲
横綱の連続休場1
秋巡業が始まった。照ノ富士は相撲を取らず土俵入りだけだったという。ひざの状況から十一月場所は休場するのではという見方がでている。全休すると21連続休場になる(不戦敗含む)。横綱は出場する以上万全でなければならない難しさがある。そこで横綱の... -
大相撲
写真で見る大相撲ファン感謝祭
10月7日、8日の両日とも雨にたたられたなか大相撲ファン感謝祭が行われた。コロナ禍のなかファンとのふれあいではどうしても関取はマスクがはずせない場面が多かった。これはやむをえなかった。2日間のなかから写真をピックアップしてみた。 【初日】 <... -
大相撲
大相撲ファン感謝祭見聞記
10月7日雨が降りしきるなか、大相撲ファン感謝祭が行われた。ファンクラブの横綱・大関・関脇コースは11時から先行入場ができる。小結コース以下は南門を曲がって長蛇の列をなしていた。その反対側に列をなしていたのは60歳以上、墨田区在住および墨田区... -
大相撲
大相撲ショートショート
■東京場所4人マスと2人マス九月場所は4人用マスB、マスCが2人マス使用であった。2023年1月の東京場所はどうなる。どうも4人用マスCは2人マス使用のままである。東西4人用マスBが2人マス使用として残るようである。ただ、東京のマス席はインターネ... -
大相撲
昭和唯一の名大関清水川の対戦成績
昭和最強の大関といわれ、昭和唯一の名大関といわれた力士がいる。清水川である。清水川が大関であった時期は昭和7年夏場所から昭和12年夏場所までである。清水川が大関になった2場所後に玉錦は横綱に昇進している。晩年の昭和11年夏場所、双葉山が初優... -
大相撲
悲惨な現代大関事情
御嶽海が6勝9敗-2勝5敗8休コロナ部屋ごと休場-4勝11敗で大関の座を追われた。十一月場所は関脇だが、10勝以上すれば大関に復帰できる。これは昭和44年七月場所以降実施された規定である。貴景勝はこの規定で大関復帰を果たしている一人である。な... -
大相撲
2022年9月十両をめぐる幕下の熱い戦い 下
7日目を終えた成績西筆頭 狼雅 2勝2敗東3枚目 吉井 2勝2敗東4枚目 對馬洋3勝1敗西4枚目 塚原 2勝2敗西5枚目 湘南乃海3勝東15枚目 朝乃山4勝 8日目、3勝の湘南乃海は3勝の時疾風と対戦した。相撲は、熱戦となったが、最後湘南... -
大相撲
蒼国来引退大相撲レポート
蒼国来の引退大相撲チケットは琴奨菊同様当日売りを求めた。だが、またしてもそれなりのけっこうな列ができていた。しかも売り出しは10時だという。イスCは販売されていない。情報通の話だと各種学校に配布したという。販売されていたのはイスAとイスB... -
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琴奨菊引退大相撲レポート
琴奨菊引退大相撲は10:30開場、11:30開演であった。国技館には10:00ごろ着いた。一つ読み違いがあった。本場所中、国技館の一角で琴奨菊引退大相撲のチケットが発売されると思っていた。安美錦・豊ノ島がそうだった。だがコロナの感染性を防ぐため中止に... -
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2022年九月場所幻の取組
九月場所、玉鷲が2敗した12日目の時点で3敗まで優勝圏内になった。翔猿、高安、北勝富士、錦富士である。優勝圏内同士の取組は当然組まれた。なおかつ優勝力士が大関戦がないとまずい、ということで貴景勝戦が組まれた。そうした事情は九月場所多くの取... -
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2022年9月十両めぐる幕下の熱い戦い 上
十両を狙える幕下上位クラスの有力候補は、まず西筆頭の狼雅。先場所はもう一歩だった。先場所幕下優勝で東3枚目に躍進してきた吉井。西4枚目塚原、東15枚目先場所三段目優勝の朝乃山である。 初日、狼雅は十両の栃武蔵と対戦した。栃武蔵は新十両で幕下... -
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幕内復帰への道
九月場所最大の驚きは、幕下朝乃山の敗北であった。先場所、三段目7勝で優勝した朝乃山は九月場所幕下15枚目に番付を戻してきた、これは7勝したら十両昇進が可能な位置である。元大関朝乃山は幕下でも快調に白星を重ねていった。ところが思いもよらない... -
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5場所経過した2022年年間最多勝レース
九月場所が終了したことで、今年の本場所は1場所を残すのみとなった。コロナ休場は番付面では考慮されるが、年間最多勝ではマイナスにしか働かない。そういう意味では運も大きな要素になる。 <昨年77勝で年間最多勝の表彰を受けた照ノ富士> 年間最多勝... -
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2022年九月場所総評&十一月場所私製番付
★優勝争いについて 終盤に入って優勝争いは玉鷲、北勝富士、高安、錦富士の平幕4人という多さだった。玉鷲が2敗すると若隆景、翔猿が加わって星のつぶし合いになった。最終的には玉鷲と高安の千秋楽決戦によって優勝が決まった。優勝争いはサバイバ戦で... -
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■22秋千秋楽 玉鷲2回目の優勝をめぐる優勝模様
平幕同士の優勝争いの両雄、2敗玉鷲対3敗高安が千秋楽に激突する珍しいケースになった。偶然の産物は場所を最高潮に盛り上げた。それは取組順に変化をもたらした。翔猿前頭筆頭、玉鷲前頭3枚目、高安前頭4枚目。本来なら玉鷲-高安の後に翔猿-隆の勝... -
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■22秋14日目 玉鷲、高安強し!千秋楽に激突
気になる取組があった。貴景勝対錦富士である。錦富士は13日目敗退して4敗になった。優勝戦線から外れたカタチになった。そういう力士が大関と対戦する意味はあるのだろうか。12日目の成績で14日目の取組を決めることに起因している。いまや絶対強者不在... -
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■22秋13日目 サバイバルマッチから玉・高・北が浮上
平幕による優勝戦線はサバイバルマッチの様相をますます深めてきた。12日目を終えた時点で2敗トップの玉鷲の未対戦力士は逸ノ城、霧馬山、翔猿、翠富士、琴ノ若、明生、高安、錦富士と実に多くの力士が控えている。それに比べ残りはわずか3日間に過ぎな... -
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■22秋12日目 優勝戦線まさかの展開続出
あれほど強さを発揮していた1敗の玉鷲が若元春に不覚をとった。突き離しにくる玉鷲に若元春左でまわしを取り、玉鷲のふところにはいって一気に寄り切った。前日若元春よりもっとふさわしい対戦相手がいると記したが、その若元春に敗れるのだから皮肉な結... -
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■22秋11日目 優勝に値する取組
終盤戦、優勝争いは最高潮へと入っていく。まず、1敗同士の玉鷲と北勝富士が激突した。北勝富士にとっては上位好成績者との対戦2番目にあたる。玉鷲は前日テレビのインタビューで、北勝富士には全勝でいてほしかった、という趣旨の発言をしている。なん... -
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■22秋10日目 照ノ富士にとって大きな試練の休場
照ノ富士が10日目から休場した。3勝3敗のときは休場を回避し、5勝4敗で休場した。この違いは何なのだろう。早いか遅いかの違いか。決断の迷いからきたものか。今年に入って2度目の休場である。フル出場した場所は11勝、12勝優勝、11勝と低空飛行の成... -
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■22秋9日目 留まるところを知らない金星配給
ここ2日間照ノ富士らしい相撲が取れていたのが一転した。照ノ富士は高安相手に前に出るも高安はまわしを取らせず、探り合い。高安がいなしから、引き。照ノ富士そこを果敢に攻めると高安まわり込んでたくみにかわす。決め手を欠く照ノ富士に引き。高安つ... -
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■22秋8日目 調子をあげてきた照!惜しまれる3敗
横綱・大関との対戦圏内は前頭3枚目である。照ノ富士は翠富士と同部屋であるため、そして阿炎が休場しているため、前頭西4枚目高安までが対戦圏内となる。8日目は東4枚目錦木と対戦した。相撲は、照ノ富士が圧力をかけ、豪快な上手投げでころがした。... -
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■22秋7日目 背水の陣続く照ノ富士
6日目、宇良に惨敗した照ノ富士は休場することなく出場した。照ノ富士をかりたてたものは場所後の横綱昇進披露宴か。とにかく出場したことで照ノ富士を見直した。とはいえ、3勝3敗では負けが先行できない背水の陣である。7日目の対戦相手は先場所負け... -
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■22秋6日目 惨敗照ノ富士に猛省を促す
横綱照ノ富士が序盤2敗した時点で休場説は浮上していた。しかし、6日目は出場してきた。本名力士宇良との一番だった。だがそこに見たくもいない気力を欠いた照ノ富士が一方的に攻められ土俵を割る姿があった。相撲内容といい、3勝3敗の成績といい、い... -
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■22秋5日目 天敵に対処できぬ照ノ富士
照ノ富士にとって天敵は2人いる。大栄翔と玉鷲である。5日目はその玉鷲と対戦した。といっても予定されていた分けである。初日から小結-西1(東1翠富士は同部屋のため対戦なし)-東2-西2。そして東3枚目の玉鷲戦となるわけである。玉鷲には3連... -
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■22秋4日目 観客の入りに応えられない2大関
九月場所、観客は戻りつつある。初日、2階はコロナ禍で最も入った。7分くらい入った。久々である。2日目以降はさすがにそうはいかなかった。だが、1階はけっこうな入りである。かつてマス席が数列すべて空いていたことを思えば上出来である。 だが、お... -
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■22秋3日目 迷走する優勝の行方
大相撲において難しいこと。それは優勝予想である。2日目を終えてなおさら難しくなった。混迷の時代は新しい英雄を求めているが、果たしてそれは誰になるのか。そうした状況のなかで3日目をむかえた。 前日思わぬ1敗をきっした照ノ富士は、若手の成長株...