大相撲

幕内の学生勢力

2023年6月19日

幕内は42人定員である。そのうち学生勢力は13人で
ある。学生出身とは大学の相撲部に籍をおいて卒業
した入門者である。約31%である。3人に1人弱で
ある。割合はそれなりに占めている。

<御嶽海>

それでいてもう一つ勢いが薄れている感覚がある。
御嶽海(東洋大)・正代(東京農業大)があいつい
で大関から降格した影響が大きい。来たる七月場所、
三役に学生出身はいない。七月場所番付の学生出身
トップは翔猿(日本大)になりそうである。

若隆景(東洋大)はケガのため当分出場できそうも
ない。遠藤(日本大)宝富士(近畿大)、妙義龍
(日本体育大)はベテランの域にはいってきた。剣
翔(日本代)北勝富士(日本体育大)は限界がみえ
てきそうである。

<若隆景>

ただ、宇良(関西学院大)は人気があるし、技能で
相撲を面白くしている存在である。再びケガするこ
となく務めることを願うだけである。さらに朝乃山
(近畿大)がどこまで番付をあげ、大関復帰がなる
か。その興味は尽きない。

期待のニューフェイスが金峰山と七月場所新入幕の
豪ノ山である。金峰山は新入幕でパワー相撲を発揮
し、敢闘賞を受賞した。その相撲に磨きをかけ、上
位に通用するようになれば面白い存在になる。豪ノ
山は圧倒的パワーで、14勝1敗で十両優勝した。急
激に強くなった。期待は大きい。

<豪ノ山>

十両では未知数であるが、欧勝馬(日本体育大)、
藤青雲(明治大)、輝鵬(日本大)が控えている。
学生出身の入門はとだえることはない。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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