大相撲

■23夏8日目 2023年五月場所の行方

2023年5月21日

全勝3人で迎えた8日目。まず幕内下位の朝乃山が
北青鵬と対戦した。北青鵬は不利な体勢から粘って
の勝ち相撲が気になっていた。どちらかというと受
け身の相撲である。これでは朝乃山に通じないと思
った。

<朝乃山を倒した北青鵬>

相撲は、北青鵬が立ち合い変化して右上手を取りに
いった。がっぷり四つ。朝乃山寄りたてるも北青鵬
しのいで反撃、下手投げで決めた。こうした相撲を
取るときの北青鵬の破壊力はすさまじい。

続いて幕内中位の明生。明生がここまで全勝でくる
ことは予想できなかった。対戦相手はきびきびした
相撲の平戸海。相撲は、平戸海が突き上げ、明生の
懐に入って出足早に寄り倒した。

<平戸海会心の勝利>

全勝照ノ富士は1勝6敗の琴勝峰と対戦した。そう
大きな期待はしにくい。照ノ富士はどんどん前に出
て、まわり込む琴勝峰を押し出した。

<全勝を守った照ノ富士>

1敗組大栄翔、若元春はともに敗れ、照ノ富士有利
の展開となった。9日目は1敗の明生と対戦する。
照ノ富士は今後貴景勝、4関脇、朝乃山との対戦が
予想される。

もう一波乱あるのか。照ノ富士が突っ走るのか。明
日9日目から後半戦が始まる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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