大相撲

■23夏7日目 場所前の視点は今

場所前様々な視点があった。

■休場明け照ノ富士は大丈夫か
休場明け照ノ富士には不安がつきまとっていた。こ
れは当然のことである。ところが7日目までは全勝。
しかも危なげない勝ち方が続いた。7日目は入幕2
場所目の金峰山をまったく問題にしなかった。予想
以上の復活である。ただ、今後は苦手の大栄翔戦が
控えている。

<照ノ富士、金峰山に圧勝>

■霧馬山の大関昇進問題
11勝-12勝優勝ときた霧馬山。ここまで5勝2敗と
微妙な成績になってきた。7日目、正代に前へ出ら
れ、後退しいいところなく完敗した。このあと、横
綱・大関戦、3関脇戦が控えている。霧馬山は強い
と思わせる相撲は少ない。大関昇進は簡単ではない。

<霧馬山、正代に痛恨の2敗目>

■角番大関貴景勝は勝ち越せるか。
大関の8勝は低レベルの成績である。しかし、それ
さえも危うい貴景勝がいた。押せない貴景勝がいた。
組まれる貴景勝がいた。しかし、ここにきて押せる
ようになった。7日目は宇良を突き出した。横綱戦・
4関脇戦を残しているだけに見通しはたちにくい。

■大栄翔の大関昇進はあるのか
10勝-12勝と連続2カタ勝利できた大栄翔。7日目
は琴ノ若と対戦した。相撲は琴ノ若が果敢にでるが、
大栄翔が逆襲。琴ノ若を押し出した。7日まで6勝
1敗である。大栄翔の相撲は一貫している。12勝な
ら大関はあってもいい。

<大栄翔、琴ノ若倒し1敗を死守>

■番外 明生・朝乃山が全勝
いつ上位と対戦するのか。12日目では遅過ぎる。優
勝を争っている者同士の対戦を優先すべき。これが
できなければ取組編成のまずさを露呈することにな
る。それだけは御免蒙る。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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