大相撲

■23夏9日目 優勝争いは一転して混沌

2023年5月22日

休場明けながら日々調子をあげてきた照ノ富士。9
日目は好事魔多しとなってしまった。結びの一番は
1敗明生との対戦になった。明生は過去横綱照ノ富
士に2勝している。新横綱の場所は優勝照ノ富士か
らの勝利だった。

相撲は、明生あたって突きあげ右上手から出して体
が離れる。再度四つ、右四つになると明生右下手か
ら連続の出し投げ。素早く照ノ富士のふところに入
って黒房下土俵で寄り切った。

<明生、照ノ富士から金星>

明生の勝因は終始動いて攻めたこと。照ノ富士に極
められない体勢、浅くさして攻めたこと。明生はや
はり、油断できない相手であった。

関脇2敗同士取組が組まれた。サバイバル戦である。

まず豊昇龍対若元春戦である。勝負は、立ち合い豊
昇龍が左前みつ。若元春はかちあげ。圧倒したのは
若元春であった。豊昇龍が掛け投げにいったのが強
引で、若元春に切り返されるとはでにとんだ。若元
春は成長著しい。

<若元春が豊昇龍を撃破>

次は先場所優勝を争った霧馬山対大栄翔である。大
栄翔は先場所のリベンジなるか。大関がかかる霧馬
山は負けるわけにはいかない。立ち合いは大栄翔が
まさったが、霧馬山は右がはいって突き落とした。

<霧馬山、再び大栄翔に勝利>

1敗朝乃山を加え、優勝争いは混沌としてきた。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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