大相撲

湘南乃海の出世街道 上

湘南乃海はたたきあげである。中学生のときにすで
に大相撲に入門することを決め、トレーニングに励
んでいた。最初に見学に行った高田川(元安芸ノ島)
部屋に入門した。四股名は最初から湘南乃海であっ
た。

2014年三月場所、前相撲を経て勝負人生が始まった。
2014年は三段目で負け越したが、4場所を16勝12敗
でのり切った。しかし、三段目が最初の壁になった。
2015年は序二段で勝ち越し、三段目で負け越しを繰
り返した。2015年は23勝19敗で終わった。

2016年は5場所三段目だが、十一月場所でようやく
幕下に到達した。九月場所、三段目で霧馬山と対戦
して送り出しで負けている。18歳のときだった。こ
の年は25勝17敗だった。2017年1度三段目に落ちた
が、すぐに戻して幕下に定着してきた。この年の一
月場所、琴鎌谷(琴ノ若)と対戦して寄り切りで勝
っている。年間成績は25勝17敗だった。

<幕下時代 錦富士に敗退>

2018年は試練の年になった。年間成績で19勝23敗と
初めて負けが多かった。20歳の躓きであった。三月
場所、一山本、九月場所・十一月場所、錦富士に敗
れている。ただ、十一月場所、翠富士にはたき込み
で勝っている。

<幕下時代 翠富士をはたき込む>

2019年は持ち直した。23勝19敗であった。三月場所、
琴鎌谷に敗北している。十一月場所照ノ富士と対戦
して敗北、同場所納谷(王鵬)に上手投げで勝って
いる。湘南の海の関取への道はまだまだこれからだ
った。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.