大相撲

角番貴景勝の期待値

優勝から一転角番となったのが貴景勝である。貴景
勝は6度目の角番である。1度は失敗して関脇に降
格している。大関在位22場所中7場所負け越してい
る。

<三月場所6日目御嶽海に敗れた翌日から休場>

貴景勝の法則というのがある。
押せなくなったときは危ない。
1年に1回は休場する。
一時は幕内中位・下位で勝ち上がってきた力士に勝
てないというのまであった。

近年大関の角番が話題になることはほとんどない。
8勝というレベルのクリアと大関が負けても不自然
と思わない空気ができている。2場所8勝22敗で大
関は守れるとはよく言われた言葉である。関脇以下
より甘い。この甘さが大関を弱くしているという見
方がある。

貴景勝の角番の成績はどうであったのだろうか。
全休
8勝4敗3休
10勝5敗
8勝7敗
8勝7敗

<新大関貴景勝>

角番優勝はない。もっとも角番優勝はまれである。
8例に過ぎない。
貴ノ花父子
小錦
魁皇
千代大海
栃東
琴欧洲
豪栄道
平成28年九月場所を最後に出ていない。

<2回目の優勝>

貴景勝の角番はよくて10勝である。全体的には8勝
が目立つ。結論、来たる五月場所の貴景勝の期待値
は8勝程度になる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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