大相撲

霧馬山改め霧島の大関への道のり 上

2023年6月7日

2代目霧島こと霧馬山が入幕したのは2020年一月場
所である。このとき25歳であった。大関までは20場
所を要したことになる。新入幕の場所11勝4敗で敢
闘賞を受賞している。

<新入幕で敢闘賞受賞>

この年はコロナの流行で五月場所が中止になった。
初めての上位は七月場所だった。横綱白鵬、大関朝
乃山に敗れたが、貴景勝から大関初勝利をあげた。
成績は6勝9敗だった。

<貴景勝から大関戦初勝利>

九月場所は途中休場がありながら9勝と勝ち越した。
しかし、十一月場所は3勝12敗と大敗した。白鵬・
鶴竜の両横綱は全休であった。2020年は38勝35敗2
休、横綱戦1敗、大関戦1勝5敗(不戦敗1含む)
だった。

大関戦は朝乃山に勝って1勝2敗であった。成績は
7勝8敗と肉薄した。この場所、横綱鶴竜が引退し
た。五月場所、照ノ富士が大関に返り咲いた。霧馬
山はまだ上位の壁を突き破れず、6勝9敗の成績だ
った。大関戦は4敗であった。

<2021年9月大関正代から勝利>

上位で初めて勝ち越したのは九月場所であった。照
ノ富士が新横綱で登場し、部屋ごとコロナ休場の白
鵬は休場し、場所後引退している。霧馬山は正代・
貴景勝の両大関に勝って9勝6敗で、見事勝ち越し
た。その結果翌場所小結に昇進した。

(この項目続く)

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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