大相撲

3場所経過した2023年年間最多勝レース

2023年6月11日

2023年は半分の3場所を終えた。年間最多勝は昨年
若隆景が57勝33敗で獲得した。今年の年間最多勝レ
ースはどのように展開しているのか。レベルはあが
るのか。調査してみた。それが以下である。単なる
数字の比較ではなく、横綱・大関の対戦の有無によ
ってクラス分けした。また、幕内在位3場所の力士
を対象とした。

トップは新大関の2代目霧島である。大関昇進の成
績はそのまま生かされる34勝11敗である。続く力士
が次期大関候補の3力士である。大栄翔32勝、若元
春30勝、豊昇龍29勝である。年間最多勝のレベルの
目安は1場所平均10.5勝の63勝に届くかである。

<優勝霧馬山>

横綱・大関戦最多対戦は翔猿で4番である。大関貴
景勝に3勝している。若隆景は一月場所関脇にいな
がら大関貴景勝戦が組まれないという不遇にあって
いる。五月場所では大関貴景勝対関脇豊昇龍戦がな
かった。同じく横綱照ノ富士対関脇大栄翔戦もなか
ったのは最大の汚点であった。

まだ3場所であるが休場力士が多い。7人を数える。
年間最多勝の最大の障害は休場である。あとはどこ
まで勝利数をあげていくかしかなくなる。

<3場所32勝の大栄翔>

平戸海、王鵬は若手ながら横綱・大関戦がない。王
鵬は豊昇龍と同期である。早く番付を上げることで
ある。横綱・大関戦は楽しみである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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