大相撲

豊山の断髪式

2023年6月25日

6月25日、豊山の引退断髪式がおこなわれた。親睦
のある大相撲愛好家が見守った。彼が写真を5枚ほ
ど送ってくれた。電話で様子を訊いた。それが以下
である。

10時半をすぎると国技館正門前に人が集まってきた。
今日も暑い日である。背広の正装の方から汗がにじ
む。11時ごろ守衛さんがきて、南門を開けたので入
れることとなった。

<エントランス前の豊山>

豊山と記念写真を撮りたい方は並び、そうでない方
はエントランスからの入場となった。席は正面・東
西を使用し、向こう正面は豊山の化粧まわしが飾ら
れていた。お客さんを入れないため、アリーナでは
断髪式のみであった。430人がはさみを入れるとの
ことである。

大栄翔、翔猿ら5人の関取が早めに断髪した。名古
屋入りの予定が迫っているようである。豊山は東、
さらに西と向きを変えて対応した。元豊ノ島も断髪
に参加した。

<大栄翔がはさみをいれる>

向こう正面土俵端に座って女性のはさみにも対応し
た。今回はかなりの人数であった。だからけっこう
時間がかかった。母や時津風(元土佐豊)夫人もは
さみをいれた。

部屋の若い力士、時疾風、正代、枝川(元蒼樹山)
などがはさみをいれていく。先々代豊山の内田氏も
登場した。最後に師匠である時津風がとめばさみと
なった。三方に礼をした後、時津風が挨拶を述べた。
家族から花束贈が贈呈された。こうして断髪式は2
時半ごろ終了した。

<師匠がとめばさみ>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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