大相撲

琴ノ若を琴ノ若父・琴櫻と比較

昨年の七月場所で成長を見せた琴ノ若だが、その後
目立った活躍はない。ただ、じわじわと番付をあげ、
小結2場所を経験した。きたる五月場所も小結と予
想される。ここで改めて琴ノ若と琴ノ若父・祖父琴
櫻と比較してみよう。

<琴ノ若>

琴ノ若は現在25歳5カ月である。新入幕から今年の
三月場所で18場所目である。この間十両に1場所落
ちている。ここまで小結1場所、敢闘賞を3回獲得
している。

琴ノ若父は25歳5カ月のとき、新入幕から18場所目
であった。小結に1場所在位した。この時点で三賞
はない。

その後は目覚ましく、関脇2場所、小結は通算7場
所在位した。殊勲賞2回、敢闘賞5回受賞している。
幕内を90場所務めた。それも師匠の元琴櫻の定年に
ともない佐渡ヶ嶽部屋を継ぐために引退した。そう
いう事情がなければまだまだ、取れそうだった。引
退は37歳だった。

<琴ノ若父>

琴櫻が25歳5カ月のときは新入幕から18場所目であ
った。ケガもあって十両落ちが3場所ある。関脇2
場所、小結5場所を経験している。殊勲賞2回と敢
闘賞を1回受賞している。最終的には関脇7場所、
小結8場所在位した。三賞は殊勲賞4回、敢闘賞2
回獲得した。

琴櫻はさらに以下の実績がある。
大関初陣 27歳に近い26歳
初優勝 27歳8カ月
横綱初陣 32歳4カ月
優勝 5回

<琴櫻>

琴ノ若の大関はまだ見えてこない。ただ、優勝は混
迷の時代だからチャンスはあるかもしれない。今年
の11月には26歳になる。光陰矢の如し。月日がたつ
のは早い。琴ノ若の飛躍に期待したい。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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