霧馬山改め霧島が大関に昇進した。同時に次の大関
を狙う動きが始まっている。
豊昇龍 8勝-10勝-11勝
大栄翔 10勝-12勝-10勝
若元春 9勝-11勝-10勝
3場所33勝が目安としたら豊昇龍・若元春は12勝ノ
ルマになる。これは簡単なことではない。両者にと
っては未知の領域になる。その点大栄翔は11勝が達
成目標になる。
ただ、大栄翔は今年の秋30歳を迎える。これは若元
春も同じである。30歳といえば一般的にはベテラン
の域に入る。大栄翔・若元春は早急に大関を目指す
事情がある。
七月場所、彼らに立ちふさがる対戦予想力士が以下
である。
●豊昇龍
照ノ富士0勝7敗
貴景勝 2勝7敗
翠富士 3勝5敗
●大栄翔
貴景勝 5勝(不戦勝含む)12敗
霧島 6勝10敗
御嶽海 11勝15敗
照ノ富士6勝(不戦勝含む)8敗
豊昇龍 4勝5敗
琴ノ若 4勝(不戦勝含む)5敗
●若元春
照ノ富士0勝3敗
霧島 2勝4敗
琴ノ若 2勝4敗
豊昇龍 1勝3敗
阿炎 1勝3敗
貴景勝 2勝3敗
七月場所の対戦圏内で負け越している相手が最も少
ないのが豊昇龍である。霧島にも勝ち越している。
五月場所、貴景勝戦がなかったが、七月場所は対戦
不可欠である。照ノ富士戦は工夫して取らないと勝
てない。
大栄翔は照ノ富士にかなり肉薄している。五月場所
対戦がないのはお粗末すぎた。負け越している2人
の大関のうち最低1人は倒しておきたいところだ。
若元春は照ノ富士に勝てない。今度こそ打倒してお
きたい存在である。霧島には目下4連敗中である。
七月場所はストップしておきたい。大関目指すライ
バル豊昇龍を倒すことも必要である。
七月場所は誰が抜け出して大関を射止めるのか。興
味は尽きない。