大相撲

■23夏初日 注目3力士まずまずの好スタート

2023年5月14日

雲が立ち込めるなか、大相撲五月場所が始まった。
年6場所だとさすがに次の場所が来るのが早く感じ
る。気負いからか国技館には10時半ごろ着いた。久
々の4人マス。相撲仲間で占めて観戦した。

初日早々高安の休場が聞こえてきた。一番も見るこ
となくケガによる休場とのこと。不戦勝となった豊
昇龍はこの幸運を生かせるか。

<〇霧馬山(肩すかし)翠富士>

初日注目の三番は最後に集中した。まず大関を目指
す霧馬山は翠富士と対戦した。霧馬山が3敗だった
ためか、先場所はついに対戦がなかった。もっとも
3敗若元春は全勝翠富士との対戦が組まれた。相撲
は翠富士が果敢に前へ攻めたが、霧馬山が正面土俵
踏み留まって肩すかしを決めた。

番狂わせがあるとしたら大関貴景勝対阿炎戦かと思
えた。対戦成績が負け越している。先場所も負けて
いる。押し相撲の貴景勝が押されて負けたことがあ
る。相撲は貴景勝が左から攻めて阿炎の体勢をくず
し、正面に押し出した。貴景勝は勝つ相撲に徹した
結果だった。

<貴景勝の左からの攻め>

結びは昨年九月場所9日目以来の登場となった照ノ
富士である。小結正代と対戦した。いやな相手では
ないが、久々の土俵感覚だけが気がかりである。相
撲は正代が一気に走ったが、土俵際照ノ富士が右か
らのすくい投げで勝利した。一瞬の展開であった。

<照ノ富士、踏み留まってのすくい投げ>

注目の三番は上位勝利の結果に終わった。しかし、
毎日が必死の戦いになる。戦いはまだ始まったばか
りである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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