大相撲

■23夏5日目 前途多難な貴景勝

今日の一番は貴景勝対翔猿戦である。貴景勝は初日
苦手阿炎を変則的な攻めで退けた。もう一人の苦手
が翔猿である。もっか3連敗中である。

相撲は突き合いになった。翔猿がまわりこんではた
く。そこで右四つになった。両まわしをひき、頭を
つける絶好の体勢をつくった翔猿。貴景勝は右が取
れず抱え込む体勢。

<翔猿対貴景勝1>

翔猿が右上手からふる。さらに投げの打ち合い。貴
景勝のすくい投げ、翔猿の上手投げ。貴景勝が落ちる。
翔猿が土俵の外にとんだ。うちわは貴景勝。物言いが
ついて貴景勝が早く落ちて負けとなった。

今場所の貴景勝はいつもの貴景勝ではない。突き押
しに威力がない。横綱戦、4関脇戦を残している。
前途多難である。

<翔猿対貴景勝2>

霧馬山対琴ノ若戦は、1敗同士の対戦になった。先
場所優勝の霧馬山は琴ノ若に負けている。琴ノ若が
果敢に攻めて霧馬山を追い込む。霧馬山、左へ回り
込むと白房下土俵ですくい投げで逆転勝ちした。
霧馬山の守りを琴ノ若はくずせなかった。

<霧馬山のすくい投げが琴ノ若に決まる>

5日目、新しい相撲仲間と楽しく観戦した。話がは
ずんで、あっというまの時間であった。11日目に再
び一緒に観戦する。一期一会ではなく、九月場所も
観戦できそうである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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